速動読書☆効率化して短時間でやるほど逆にやるべきことが増えていく
「本を読んでも読みぱなし、内容を覚えていない」「積読」「これはいい!と思っても実際に行動しない」そんな私が、夢や理想の自分に近づくために、望月俊孝さん提唱の4C速読読書法で読書しています。今回の本は
【1BOOK】
限りある時間の使い方
著者:オリバー・バークマンさん かんき出版
【3P:3つの質問】
◆効率化ツールが逆効果になる?◆
やるべきことが多すぎるので、もっと 短時間でたくさんこなそうとする。ところがそのせいで、やるべきことがどんどん増えていく。
どんな高性能な生産性 ツールを取り入れても、どんなに ライフハックを駆使しても時間は消して余らない。 やることは終わるどころか、逆に増えていく一方だ。
どんなタスクも時間があればあるだけ 勝手に 膨らんでいく。 正確には「やるべきこと」 の定義がどんどん広がっていく。
これが 「効率化の罠」だ。 本当に怖いところは、 量だけでなく質にも影響することだ。 全てを詰め込もうとすればするほど、なぜかどうでもいいことに時間を費やしてしまう。
必要なのは 効率を上げることではなく、その逆。 全てをこなそうとする 誘惑に勝つことだ。 誘惑を振り切り あえて「やらない」と決めること。「 便利さ」ばかり優先していると、自分が何をやりたいのかわからなくなる。
◆ 可能性を狭めると自由になれる?◆
タスクを上手に減らす3つの原則
1・まず自分の取り分を取っておく
まず自分の取り分を確保しないと、どんどん他のことに時間を使ってしまい、 本当に大事なことができなくなる。本当にやりたいことがあるのなら、確実にそれをやり遂げるための唯一の方法は、今すぐに、それを実行することだ。 今やらなければ、時間はないのだ。
2・「 進行中」の仕事を制限する
「 進行中」の仕事を3つまでに制限する。最も重要な3つのことを選択したら、そのうちの1つが完了するまで 他の仕事は一切やらない。 どれか1つ 仕事が終われば、空いた枠に別の仕事を入れてもいい。
3・ 優先度「中」を捨てる
そこそこ面白い仕事や まあまあ楽しい友人関係。 それを切り捨てるには 欲しいように思えるけど、 限られた人生の時間を食いつぶしている可能性がある。 難しいのは やりたいことを断る決断である。
完璧主義こそが、大事なことを先延ばししてしまう原因 。完璧な仕事なんて誰にもできない。 だから肩の力を抜いて、 まず始めてみた方がいい。
現実逃避をやめて、 喪失を受け入れることができれば、有害な 先延ばしに陥らなくて済む。 出口のない優柔不断 から抜け出すことができる。 何かを失うのは当然だから、もう心配するのはやめて、手放そう。
◆デジタルデトックスが失敗する理由とは?◆
退屈が辛いのは、単に目の前のことに興味がないからではない。退屈は色々な場面でやってくる。 どんな場面にも共通しているのは、自分の有限性が目の前に突きつけられているという事実だ。
そんな現実を見たくないから、私たちは オンラインの世界に逃げ込んで偽物の万能感を得ようとする。気晴らし の対象を物理的に制限するのは、デジタル依存症の治療には役立つかもしれない。 でも デジタルデトックスをしたからと言って、 気晴らし への欲求 自体がなくなるわけではない。 要するに 私たちの邪魔をするのは気晴らし の対象ではなく、嫌な現実から逃れたいという 私たち自身の欲求だ。
気晴らし への欲求をすっかり消滅させる方法があればいいのに、正直なところ、 そんな方法がこのように存在するとは思えない。私たちにできる最善の言葉 不快感をそのまま受け入れることだ。
重要なことをやり遂げるためには、思い通りにならない 現実に向き合うしかない。 その事実を受け入れ、 覚悟を決めるのだ。 解決策がない、という事実こそが、ある意味で 解決策だと言えるかもしれない。
【1エピソード】
IT部門から定期的なパスワード変更を促す メールが届くと、僕は即座に パスワードを変更するタイプだった。 その一方で、 ニューデリーに住む旧友からの大事なメールに返信するとか、何ヶ月も前から計画していた大きな企画のためのリサーチを進めることは、いつまでも先延ばしにしていた。 それくらい重要な仕事には、全神経を集中させる必要があると思っていたからだ まず 些細なタスクを全部終わらせて、自由な時間がたっぷりできたら大きな仕事に取り掛かろうと いうわけだ。
小さなタスクをせっせとやるうちに1日が終わり、次の朝には また大量のタスクが積み上がり、 全神経を集中させて大事な仕事に取り掛かる タイミングは永遠にやってこなかった。
【1Action実践すること】
進行中の仕事を3つに制限するため、やることを洗い出す
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