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嫌いについて哲学してみた!vol.2

はじめに

 こんにちはこんばんは!もるです🌲
 先日は急に話を切ってしまってすいません😅学校の方も一段落したので投稿を再開したいと思います!今日はこの前の続き、嫌いについて哲学していきます。

今日の目次は

  • 物事に対して感じる嫌い

  • 嫌いじゃないかも

の2つです。よろしくお願いします。

2.もの・ことに感じる嫌い

 皆さんは、もの・ことについて嫌いだなって思うことはあるでしょうか?今日は物事に対して感じる嫌いを3つに分けて考えて行きたいと思います。

2-1.生理的に嫌い

例えを挙げて考えて行きたいと思います

 私は新幹線の音が未だに嫌いです。(関連のお仕事の方、本当にすいません…。)大き過ぎる程の通過音が何度聞いても好きになれません。この一年間、20回以上新幹線で移動しましたが未だに毎回耳をふさぎたくなってしまうほど嫌いです。

 ちょっと気になったので新幹線の騒音レベルを調べてみると、環境省の資料がありました。そこには新幹線は75㏈(デシベル)以下になるように運行するために施策を尽くす、と記されています。ここから新幹線が通過時に出す音を75dBとします。
 それでは、この数字がどのくらいなのか調べてみます。みなさんもぜひ【騒音レベル】で検索してみてください!
 日本騒音調査さんの調査によると、60㏈以上になると人間はうるさい、と感じるらしく、75という数字が大きいことが分かります。ただ、80㏈を見てみると地下鉄の車内、90㏈を見てみるとカラオケの店内、など普段聞いている(聞けている)音も多く存在することが分かります。
 ひとつ違いがあるとしたら、その音が突発的であるかどうかでしょう。なにをするときにも人間は変化を嫌います。住むところが変ったら精神的にダウンする人もいるし、季節が変ったら体調を崩す人もいます。これは意識して対処できるものではありません。

 以上からの私の結論はこうです。生理的に嫌い=変化に付随する嫌い、と言い換えることが出来ます。自分の感覚や価値観などから外れる事を無意識に嫌いだ、と思い込んでしまうのではないでしょうか。

2-2.経験則からくる嫌い

 これは字の通りかもしれません。
 私の親友は犬が嫌いです。小さいころに犬に嚙まれたようで、犬だけは本当に無理、といつも言っています。同様に昔食べたものがまずかった、などの経験から嫌いな食べ物が出てきます。食べていないのに嫌いとする食べ物は、基本的にどこかで出会っているか嫌いと思い込んでいるだけです。(この話は、3.嫌いじゃないかも、へ)
 話を戻すと、幽霊が嫌いということにも言えるのかも知れません。夜に何かしら動くものがあって恐怖を感じたとか、なにか不思議な経験をした時に事象に名前をつけることが出来なくて幽霊のせいにしたとか、嫌いなものは経験則からくるものが多い気がしてきます。
 このように自分が人生を生きてきた中で、何かしらのアクシデントがあり、それが怖くなってしまった。その過程で物事が嫌いになってしまう。

 というわけでここでの結論です。そう、これは経験則からくる嫌い=恐怖からくる嫌い、と言い換えることが出来ます。
自分が不安や恐怖を感じる瞬間を深く考えてみることで、嫌い、が少しでもそうでなくなることを祈っています。

2-3.まじで嫌い

 これはどうしようもない嫌いが当てはまります笑
 人間どうやっても、なんで嫌いかわからない、が発生してしまうのだと思います。私が分類ができなかったのでこのような括りにしてしまっているだけだと思いますが、、
 どうしようもない嫌いは人間の生理的反応なのかもしれません。過去人類が蛇に嚙まれた。だから蛇を見ると嫌いと認識するように出来ている。とまぁこんな感じなのかもしれません。人類が培ってきた経験則、と言ったら分かりやすいかも。その場合は2-2.に分類されるのでしょうか…

 なんで嫌いなのか分からない、言語化することはできないけど本当に嫌い。そんなことが生きていればあるのかもしれません。  

 それでは、ここの結論です。嫌いなものは嫌い。
 いつかこれが言語化できることを楽しみに待つことにします😊

3.嫌いじゃないかも

 今日の一番伝えたいことはここかもしれません。
 人間、嫌いじゃないのに嫌い、と言ってしまったり思ってしまうことがたくさんあるんだと思うんです。嫌いな食べ物、嫌いな動物、嫌いな人、嫌いな季節、嫌いな飲み物、、、 

それ本当に嫌いですか?

 周りの人が言っているから思い込んでいるだけなのかも知れません。自己暗示なのかもしれません。案外嫌いなものは少ないのかもしれませんよ
 好きの反対は嫌いではなく、好きじゃない。
 嫌いの反対は好きではなく、嫌いじゃない。

だと思います。

嫌いと言って見つめてこなかった自分と向き合う、いい機会になると思います。みなさんもぜひ一度やってみてください!

最後に

 二回に分けて嫌いを哲学してきましたが、正解がない分楽しく考察することができました。みなさんの意見もきいて考えを深めていきたいと思います。

それでは今回はこれで!ありがとうございました!

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