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満面の笑み 終始途絶えず ―令和 5 年度卒業祝賀会開催―

3 月 20 日(水)札幌パークホテルにて、令和 5 年度卒業祝賀会(以下、祝賀会)が開催された。 本学同窓会である豊平会が主催した祝賀会は、全学応援団指導部、チアリーディング部の パフォーマンスやビンゴ大会、終盤には卒業アルバム委員会が作成した入学式からの写真 のスライド放映が催され、会場は終始盛り上がりをみせた。

花のように

祝賀会は学部卒業生及び大学院修了生の卒業を祝うとともに、同窓会への歓迎の セレモニーであり、毎年同窓会が主催している。コロナ禍には途絶えていたが、今回 久しぶりの開催となった。
数多くの同窓会役員から拍手で迎えられた卒業生が入場した 直後には船橋利実参議院議員(工学部卒業)、中村裕之衆議院議員(経済学部卒業)から卒業を 祝し、4年間の頑張りを称える挨拶の後、森下宏美学長より乾杯の音頭があった。
その後行われた全学応援団チアリーディング部のダンスパフォーマンスでは、途中に ポンポンで「HGU」の文字とハートマークを作る場面もあり、会場が拍手と歓声で熱狂 した。全学応援団指導部による激励が行われ、太鼓の音や団長の大きな声で卒業生を勇気 づけた。この企画は「花のように美しかった」「社会人になっても、頑張ろうとすごく 思った」と参加者から大好評だった。


4 年間で一番の

後半になるとステージ前には豪華な景品が並び、ビンゴ大会が開催された。参加した卒業生 が「頼む、頼む」と言いながら番号の出るモニターに視線を集中させ、番号が発表されるた めにジャンプしながらガッツポーズをしたりうなだれたりしていた。
最初にビンゴとなり、ステージに登壇した卒業生の酒井海里さん(人文学部Ⅱ部 4 年)は、 司会者から大学生活4年間で一番の思い出を聞かれると、迷わずに「今です」と大きな声で 言い、会場が再び歓声に包まれた。
景品はスピーカーや学園オリジナルワイン、ドリップコーヒー等種類も数も多くあり、 スクエアファンが当たった卒業生は「夏は暑いので、非常に助かる」と笑顔で語った。 グリコの商品詰め合わせが景品として当たった複数名の参加者は、江崎グリコが設置して いる看板(大阪市)に描かれた人と同じポーズになり、ジャンプ傘が当たった参加者は景品を 持ってジャンプして友人に写真を撮ってもらうといった光景もあり、盛り上がりを増して いた。

振り返って、未来へ

祝賀会ではグラタンなどの料理が振る舞われ、卒業生は各テーブルで仲間たちとともに 立食パーティーを楽しんだ。また教職員の参加もあり、恩師と話したり写真を撮ったりする 卒業生も多くみられた。
祝賀会が終盤に入ると、卒業アルバム委員会が作成した写真のスライドが放映され、 スクリーンの前にはより近くでスライドを見たい人たちで混雑した。スライドには入学時 や部活・サークルの大会など、卒業生にとって懐かしい写真が数多くあり、卒業生は スクリーンを真剣な表情で見つめていた。スライドの中盤には第1期同窓生の集合写真が 投影され、その後にはかつての本学校舎の写真が投影された直後に、最近の校舎の写真が 投影される一幕もあり、本学の歴史も振り返った。
最後には「2024 年は同窓会 70 周年。 同窓の夕べ(同窓会の行事)でお会いしましょう!」と書かれ、卒業生のこれまでを振り返る とともに同窓会の未来へ期待を寄せた。

最高のひととき

祝賀会は 15 時 20 分頃に同窓会副会長が登壇、卒業生の4年間の大学生活での頑張りを 称え、恒例だという三本締めをもってお開きとなった際には大きな拍手が沸き起こった。
お開きとなった際に学生部の職員は「今回の卒業生は(大学生活の大半がコロナ禍で)本当に 不憫な世代だったと思うが、ここで出会えた人達が多くいたのではないか。いい4年間の 集大成になったようだ」と楽しそうな卒業生の横で語った。
その後は写真撮影の時間が設けられ、卒業生は「Graduation 2024.3.20 北海学園大学 同窓会」と書かれたパネルの前で部活やサークル、仲のいいメンバー同士などで集まって 撮影を楽しんだ。 独自のポーズで撮影した卒業生は「3、1、5、0。(最高)です」ゼミナールのメンバーで 集まって撮影した工学部建築学科の卒業生は「本当に楽しかった」「大学生活で今が一番 楽しい」と満面の笑みで語り、同窓会の役員に拍手で見送られた。


荒井 優成 (あらい・ゆうせい)記者  会長・総務部長 (経済学科2年)
北海道北広島高等学校出身。令和5年に入会し、令和6年より現職。19歳。
祝賀会当日は、会場の明るい雰囲気を自身も楽しんだ。


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