10月

4月からずっと気になっていた、Nくん(お兄さん)とかなりお近づきになれた。


Nくんのことを私は、いつも心の中でおにいと呼んでいる。


浪人していて私より1つ年上で、周りの人より背が高いから、という単純な理由である。


同じ学科で授業もほぼ同じだったものの、私もおにいもウェイ系?ではないので関わることはなかった。


10月の最初の水曜日。


教授からグループを組むよう指示があり、そのときにおにいから一緒に組まないかと誘ってくれた。


その一言のおかげで、今では一緒に授業を受け、なんなら連絡先も知っている。


おにいは、なんというか難しい人だ。


人と群れない、1人を拒まない。


そのくせお喋りで、誰との会話も入っていく。


そして授業が終わると誰とも話さず誰よりも早くまっすぐ帰る。


人に興味がない人?なのか?まだよくわからない。




おにいは私を甘やかす。


私が「情報の課題が終わってないんだ〜〜〜」


と言ったことを覚えていて、別日に図書館で一緒にやってくれた。(ほぼおにいがやった)




体育の授業(サッカー)で、全くの出来損ないの私にゲーム中、「がんばれよ」とパスをくれた。これは優しさなのか?



そしてなぜか英語の課題もやってくれた。



これからもわたしのお兄さんで居てほしいなと思う。なんならパパ。

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