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寒暖差疲労も腸活で解消‼︎

「寒暖差疲労」をご存知でしょうか?
気温差が激しくなると体調を崩してしまうことがあります。

気温(7℃以上)が大きいと起こりやすくなるもので、体調を調節する自律神経が過剰に働き、倦怠感、冷え性、肩こり、胃腸障害など様々な症状が出る、気象病の一つです。ここ最近は、特に4・5月に急激に気温の変化が大きく、急に夏日になったり、雹が観測されたりしていまうので、今まで以上に体調が崩しやすい人が増えているのではないでしょうか?
今回は、季節の変わり目の不調対策にも腸からアプローチしてみたいと思います。

寒暖差疲労って、どんな症状?


全身倦怠感、冷え性、肩こり、首コリ、めまい、頭痛、胃腸障害、イライラ、不安、風邪、アレルギー、便秘、下痢、不眠など様々な症状が出現すると言われています。
原因の一つは、体調を調整する自律神経が過剰に働いてしまい、体内のエネルギー消費が、必要以上に進むことが考えられます。

自律神経の乱れと腸の関係


腸は、すべての土台となっており、身体、心、脳と深く関わっています。
人の脳神経は、主要なもので、左右に12個あります。そのうち腸を含めた臓器までつながっているのは、迷走神経のみ。
迷走神経は、脳の指令を腸に伝えるだけではなく、「神経伝達物質を生産せよ」という指令を腸から脳に伝える役割もあります。
脳が受けたストレスで、腸に不調になったり、腸で起きた生理的な変化が脳の機能に影響を及ぼすとされ、「脳腸相関」と言われています。
そのため腸の調子を整えると、うつ病、認知症、アレルギー、がんなどの病気の予防にも有効と考えられています。

寒暖差疲労対策の腸活


身体を冷やさないことが重要。
暑くなると冷たい飲み物が欲しくなりますが、胃腸を冷やしてしまうと、不調になりやすいので、摂りすぎに注意しましょう。
お風呂は湯船につかって、血行をよくしましょう。
食事は、身体を温めてくれるものを摂りましょう。
身体を温めてくれる食材ですぐに思いつくのは、生姜でしょうか。
使いやすいチューブタイプもありますので、うまく料理に取り入れてみては、いかがでしょうか?
紅茶などに加えて、ジンジャーティにするのもおすすめです。
ココアなどのカカオも身体を温めてくれる効果があります。
ビタミン類は、身体を温めてくれる働きがありますので、
人参、ブロッコリー、カボチャなど積極的に摂るようにしましょう。
暑くなるとついつい冷たいものが食べたくなりますが、こんなときこそホッとサラダはいかがでしょうか?
電子レンジで温めれば簡単に出来ますし、栄養価も逃げにくいです。
みそや醤油麹など発酵商品でドレッシングにしたり、チーズやヨーグルトなどの乳製品を加えれば、より腸を元気にしてくれます。

季節の変わり目は、特に規則正しい生活を心がけて、食事をしっかり摂り、自律神経の乱れを最小限にして、元気に過ごしましょう。

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