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私流、幸せになる方法

昨日の七夕、みなさんはどのようにお過ごしだったでしょうか。ロマンティックな1日であった方も、そうでなかった方も、すべての人に楽しい日々を迎えてもらいたいものです。


1.言葉の持つ力


その昔、日本の国の朝廷は、当時先進国であった中国大陸に留学生や留学僧を送り、最先端の文化を我が国に伝えようとしました。

この話は、歴史の教科書にも載っていますが、一般的に、遣隋使・遣唐使の用語で知られています。

ただ、日本は島国ですから、徒歩で出発というわけにはいけません。当然ながら、船に乗って大陸に旅立つわけです。飛鳥・奈良・平安時代のことですから、船舶技術がまだまだ未熟で、記録によりますと、出発した船の約4割が遭難したということです。

かなりな高確率で遭難していますね。大陸文化を伝えるためとはいえ、文字通り命がけの任務になるわけです。

ですから、出発直前に壮行会といいますか、宴を催して、選ばれし者たちの無事を願ったそうです。

しきしまの大和の国は言霊ことだまの助くる国ぞまさきくありこそ

万葉集 巻十三  柿本人麻呂 

この歌は出発前の宴の際に詠まれし歌であると伝えられていますが、いわゆる言霊ことだま思想を語る上では、有名なエピソードになります。

大陸に向かう人々の安全無事を、言霊ことだまにのせて祈願したものです。

では、言霊ことだまとは何かと申しますと、ひとたび発された言葉には魂が宿り、事物を何らかの方向に動かす力があるという考え方ですね。

ここで言う言葉とは、文章・会話を問いません。
一つの概念を含む言葉すべてを対象とします。

その逆に言ってはいけない言葉、忌み言葉というのもあります。例えば、結婚式における別れや不幸を連想させる言葉だとか、お葬式における繰り返しや道連れなどの死の連鎖を想定させる言葉などです。

よく昔の人は、「縁起をかつぐ」「縁起が悪い」など言ってお互いに戒めたものです。

2.SNSにおける言葉の伝播力でんぱりょく

私自身、特に気をつけていることなんですが、noteをはじめとするSNSにおいて文章を公開する際に、どのような読まれ方をして、どのような解釈のされるのかを意識しています。思わぬ形で読者を傷つけているかもしれないし、読者の負の感情(怒り・悲しみなど)を誘導しているかもしれないし。SNSの怖いところは、無名の人間が一定程度の影響力を持てるところです。

であるからこそ、責任ある発言が必要になってきます。どうせ読んでもらえるのなら、その読者さんに幸せを感じてもらいたいんです。プラス思考を拡散していきたいですね。

3.では、どのように幸せ感をみんなに拡散するか

昨日このような記事をUPさせていただきました。

その際に、この出来事は、本物ですか?それともフィクションですか?というコメントをいただきました😊

フィクションとしてお楽しみください、と返信しましたが、もし、これを「ドキュメントです」などと返信すれば、ただのノロケとなり、読者さんに不快な感情を沸かせることになると考えました。

より詳細に述べるなら、現実に多少の脚色を加えた作品であるということです。

この作品において、理想的な夫婦像を描き出しましたが、あくまで「理想的」であるということです。

最近は少しブームが落ち着いてきたように見受けられますが、本屋さんに行くとよく「引き寄せの法則」に関する本がおいてありました。

この「引き寄せの法則」については、いろんな本を読みあさり、自分なりの見解を持つにいたりました。

哲学や科学の世界におきましては、客観的世界観が要求されるのですが、それとは真逆の主観的な世界観を築きあげるのです。

例えば、世界は真っ青であると仮定しましょう。その際に、あえて青く見えるサングラスをかけます。すると、否が応でも世界は青く見えます。

あるいは、世界は喜びに満ちあふれていると仮定します。すると、世界中のあらゆる出来事が喜びに満ちあふれているように見えてくるのです。どんなにツライ出来事をあっても、喜びというキーワードに変換するわけです。

もし、白いサングラスをかけて世界を眺めれば、世界中のすべては真っ白に見えるわけです。その世界では、真っ白いカラスや真っ白い暗闇なども登場します。

正直なところを申しますならば、結婚生活がはじめからうまくいってたわけではありません。そりゃ、生活環境の違う異性と同棲するんですもの。違和感を感じない方がウソになります。

さまざまな衝突を重ねた上で、現在にいたります。うちの夫婦は、たまたま破綻しなかっただけです。

お互いの幸せを前提とした上でお互いが妥協しあった結果でしかありません。

ただ、事実そのままに伝えたところで、読者を幸せにすることはできないわけです。昨日も夫婦ゲンカしました、なんて記事をアップしても誰も喜んではくれませんよね。

それこそが私の想定する引き寄せの法則です。幸せな世界を脚色し、みなさんにお伝えすることにより、みなさんに幸せな感覚を覚えてもらい、幸せが幸せを連鎖する状況を作り上げるのです😃

4.逆に忌み言葉を用いるとどうなるか?

冒頭において、言霊ことだまと忌み言葉について述べてきましたが、逆に忌み言葉を用いた場合どうなるでしょうか。

例えば、会社でこんなイヤな出来事がありました、といったマイナス思考な文章を書くとします。すると、それを読まれた方も、それに連動して、マイナスな出来事を想起するわけです。そういえば、こんなイヤな出来事があったなぁって。

するとそこにどす黒いモヤが発生し、さらにイヤな出来事を引き寄せてしまうのです。「イヤなメガネ」フィルターですべてがイヤな出来事に見えてくるわけです。さらにその感情がSNS上において、伝播でんぱします。負の連鎖が打ち続くわけですね。

また、若い頃は、よく人の悪口というか批判を言ってました。ある女性から「いつか必ず自分に返ってくるよ」という助言をもらい、以降態度を改めるようにしました。

すると、どうでしょう。それまでコミュニケーションで悩んでいたのですが、気がつけばみんなの輪の中で和気あいあいといしている自分がいたのです。

人にイヤな感情を持たせることにより、周りの人が逃げて行くんですね。逆に人の気持ちに配慮できるようになってからは、人が寄ってくるようになりました。

これも感情の連鎖だと思われます。

5.コミュニケーションの神さま

夫婦の間には、神さまが存在すると思うのです。
まったくの赤の他人がともに人生を歩むなんて奇跡でしかありません。ですので、いつ破綻してもおかしくないのです。

だから私は常に夫婦の間を司る神さまに祈りを捧げるのです。

「この人と引き合わせてくれてありがとうございます。死ぬまで一緒に寄り添うことができるようにしてください」

ただひたすらに神さまに祈り続けるのです。そして、寝ている配偶者パートナーのほっぺたにチュッと軽く口づけをします。

これは、会社でも同じだと思います。ご縁があって同じ会社で働いているわけですから、みんなと仲良く仕事ができるように、神さまに祈り続けます。上司であろうと、部下であろうと、お客様や取り引き先の方であろうと、まったく同じことです。

すべてはご縁があってのことですから。

6.最後に

ここまで長々と書いてきました。何人の方がここまでお読みになられたのかは存じ上げあげませんが、感謝申し上げます。

わたしはただみなさんの笑顔が見たいだけなんです。その気持ちだけでnoteを続けております。

喜びが連鎖して、みなさんが幸せになりますように。
わたしは、神さまに祈り続けます。


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