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気の流れを変えましょう♪

神社のことをよくパワースポットなどということがありますが、どうしてでしょうね。

明確な定義は存じ上げませんが、個人的には、宇宙を感じる場所、もしくは宇宙と繋がることのできる場所であると認識しています。

今日は、久々のお休みだったので、近くのお宮さまにお参りに行きました。

およそ神社と呼ばれる場所は、時間の流れを認識することができません。太古の空間が21世紀の時代においてなお存続しているような、そんな体感すら覚えます。

邪気を払い、正気を取り込む。

身体中の細胞が生まれ変わるかのような、そんな感じでしょうか。

気(氣)とは、エネルギーのことであると語る識者もいます。そうであるならば、個体の持つエネルギーを宇宙に流れるエネルギーと合一し、個体の持つ運気を切り開いていくことができます。

この運気の流れをチェンジすることにより、
“わたし”の内部に幸せなエネルギーが流れ込むのです。

今日は十五夜。
中秋の名月とも言いますが、一年のうちで、もっともお月さまが美しく映える時期だと言われています。

暦の精確な計算の上では、明日が満月となっていますが、視覚的にはこの3日間くらいはほぼ満月ですので、宇宙からのエネルギーを最大限に受け取ることができるのです。

王朝時代(平安時代)の文人たちは、ことにお月さまをで、十五夜には歌会を開いたと言います。

月の奏でる音楽を全身に浴びながら、お酒を一献いっこん傾けることにしましょうか。

花間一壼酒 独酌無相親 挙杯邀明月 対影成三人
月既不解飲 影徒随我身 暫伴月将影 行楽須及春
我歌月徘徊 我舞影零乱 醒時同交歓 酔後各分散
永結無情遊 相期邈雲漢

「月下独酌」李白

ここに、「独酌無相親」「対影成三人」とありますが、一見すると矛盾しているように見えます。

ひとり寂しく酒を飲み、この酒席には三人いる。

どういうことかといいますと、
この三人とは、自分と、自分の影と、月の三者を指すのです。

私が歌えば月が回り、私が舞えば私の影もそのような動きをする。

文芸の妙とはまさにこのことですね。

神社(宇宙)と月と文芸と酒と。

生きてるって、どうしてこんなにも楽しいのでしょうね✨️

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