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サブ4を目指す上で必要なこと
2度目のフルマラソンに挑戦するにあたり、非常に参考となる本と出会った。まり@国立大院卒系専業主婦さんが紹介している「30キロ過ぎて1番速く走るマラソン」小出義雄著 KADOKAWA出版 である。
サブ4を目指すランナーに必要なのは、脚をつくること。42.195キロを走り切れる脚をつくることが、サブ4のための練習テーマになります。
サブ4は誰でも達成できると言ったのは、この*2つある練習のうち、とくに脚を鍛える方を頑張るだけで十分だからです。
*「脚づくり」と「心肺の強化」のこと
これだけ読むと、「脚づくり」だけでよいならなんとかなるんじゃないか!
と励まされた。ちなみにこの本では、「後半失速しないこと」つまりネガティブスプリットに重点を置いた走り方について紹介してある。フルマラソンを4時間で走り切ろうとすれば、5:40/kmのペース配分だ。
元気にスタートした前半と、苦しくなる後半とでは、1キロの重みが違います。だから、前半はゆっくり走り、後半で速く走ることに意味があります。元気な前半で力を残し、苦しくなる後半でその力を使って速く走るのは、マラソンに適した考え方なのです。
ここも納得できる、頭の中では。しかし問題はここから先である。
(前半ゆっくりであれば)どこかでそのマイナス分を取り戻さなければなりません。
(練習で)長く走る15〜20キロ スタートはゆっくり、最後1〜2キロは速く。
この最後の「速く」のところは1キロ5分30秒よりさらに速く走ってほしいのです。5分30秒で走るのではなく、それよりも速くです。
20キロくらいの距離であれば、基準タイムより速いスピードで練習すること。サブ4では5分30秒ペースで走れるようにすることです。
たしかに、20キロを5分30秒で走れるようになるならば、サブ4は近いのかもしれない。私はすぐ手を抜くから、5分40秒と聞けば(ペース走では)それ以上はあまり出さずに距離を走っていた。それではダメだということ。
これが走れないようでは、サブ4はまだ無理ですよ、ということだ。さらに、その目標達成のために、コンディショニングだとか、ビルドアップだとか、色々詳しいメニューが記載されており、導入のとっつきやすさとは裏腹に、厳しい内容となっている。極め付けは、「1週間に1回は20キロ以上走りましょう。」 そうだね、ランニング好きな人はそのくらい走っているよね・・・。といきなり他人事のように聞こえてしまう始末だ。
自分にはまだできないことを論理的に展開されてしまったので、少し滅入ってしまったが、目標までの明確な距離感を得たのは有意義であった。この差をどう埋めていくか!次回は現在行っているトレーニングと前橋トライアスロンフェスタ関連について記載していく予定である。
最後に、引用をもう一つ。
ただ一つ、難しい人がいるとすれば、それは太っている人。サブ4は誰でも達成できますが、太っている人だけは難しいんです。
わかっているが、そういうとどめは刺さないでくれ!
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