【哀れ】婚約していた彼女に捨てられた話
おはようございます、こんにちは、こんばんは
ポジティブ不安障害のDaiと申します。
今日は、題名にもある通り、婚約していた彼女に捨てられた話をしていきたいと思います。
彼女は、私が新卒で入った会社の同期でした。
初めて彼女を見た時の印象は「芋っぽい女性」
これに尽きます。
その頃の私は、彼女を好きになって結婚まで考えるとは露ほども思いませんでした。
24歳で大学を卒業した私と高卒の彼女は、年齢は6つも離れていました。
さらに、韓国アイドルのオタクをしていた彼女とは話があうはずもないと思っていました。
しかし彼女は、6つ下の年齢を感じさせないフレンドリーさを持ちながらも、妹キャラとしての地位を確立し、みんなに可愛がられるような存在になっていきました。
そんな彼女と多くの会話をする中で当初の印象とは全く異なる気持ちを抱くようになりました。
そこから色々なことがありました。
決定的に彼女の何に惹かれたのかはわかりませんが、私は、彼女の存在そのものが大好きになりました。
付き合ってから数ヶ月後には、会社や同期にバレないようにしながら同棲生活をしていました。
お互い初めての同棲。
社会人としての初めての交際。
喧嘩も数え切れないほどしましたが、それを圧倒するような数多くの笑顔と幸せの瞬間がありました。
そんな生活が2年ほど続き、私と彼女は結婚を前提に私の地元へ引っ越すことを決断しました。
お互い今の会社を離れ、彼女は彼女自身の地元から離れて私の地元へ一緒に来てくれることなりました。
リスクはありますが、2人の意見は完全に合致していましたし、2人なら乗り越えられる。そう思っていました。
しかし、私の地元への引っ越しが約1ヶ月後へと迫ったある日、彼女は私にこう告げました。
地元へ離れることが急に寂しくなった。
自分と家族への気持ちの整理をつけるうえでも1ヶ月ここに残りたい。
私はそれを了承しました。
もともと私が地元へと帰りたかったのも、高校を卒業してほとんど地元へ帰っていなかったこと。
人生のひとつのフェーズとして、もう1度ちゃんと祖父や両親との時間を大切にしたいという想いが芽生えたことがあったのです。
そんな想いを持つ私には、彼女の決定に逆らう理由はありませんでした。
彼女も思い残すことがないよう、できる限りご両親との時間を大切にしてもらいたい。そう思ったのです。
そして、お互い無職の状態でそれぞれの地元での生活が始まりました。
私は職を探すこと、彼女は地元を満喫することを誓いました。
それから1ヶ月後、私は職に就くことがまだできていませんでした。
地元での就職がここまで難航するとは思っていませんでした。
それなりに名のある大学を卒業していたことや、前職がある程度の規模感の会社だったことにあぐらをかいていました。
精神が崩壊するほどの激務から逃れたこともあって無意識に働くことを先延ばしにしたかったのかもしれません。
約束の日から数週間を過ぎた頃、彼女から連絡がありました。
私はDaiさんの地元へは行けない。
お互い別々でがんばろう。
そちらに送った荷物は全て送って欲しい。
彼女との生活が崩壊した瞬間でした。
私が思い描いていた生活は不甲斐ない私自身のせいで全て吹っ飛び、彼女には愛想をつかされました。
文章に書くとどこか他人事のように見える瞬間があって、客観的に見ることができるようにもなります。
そして文章に書くと大抵は少し気持ちも和らぐものです。
しかし、いまの私は喪失感と絶望感が満ち満ちています。
ただ、凹んでもいられないのでこの失敗を必ず次へと繋げます。
止まない雨もないし、明けない夜もない。
とにかくいまは目の前のことに集中します。
では、また
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