可憐な節分草

鎌倉の光則寺に、節分草が咲いてるよ、と友人が、教えてくれた。
私が一度は、撮ってみたいと思っていた節分草、早く行かねばと、枯れてしまう前に……。
仕事中にもかかわらず、頭は節分草で、いっぱいでした。
そして、休日、早起きをして、いざ鎌倉へ、江ノ電の長谷駅で降りて、地図をみると、以外に近い、よし!と、一人で、はりきる私、ところが、ここからが、最悪な行程に、私は、道に迷い、さまよって、やっと、ヘトヘトになって着いた。小さな光則寺、有名な長谷寺のすぐそば、何故、私は、こんな所で、迷ってしまったのか？と思いつつ、気分を切り変え、一応、お参りをして、節分草を探す。ところがないない、ぐるぐるお寺をまわって探したけど、ない？もしかして、もう枯れちゃった?そんな事ってある？いや、ありえる、友人が撮っていたのは、一週間前と、思っていた矢先、一人のオジサマが、何やら座ってカメラを構え始めた、もしかしてと思い、そばから覗くと、あったー!小さな小さな節分草、ちょっとだけ咲いてる。思ったより小さくて、私は見つけられなかったのだ。まさかそのオジサマの横から、割り込むわけにもいかず、私は、待つ事にした。そして待つ事、30分、オジサマが、撮り終え、去り際に、"おっしゃっていただければ、どいたのに"と、声をかけて下さり、"うまく撮れましたか？"という私の質問に、"いやぁ～難しいですね"と私よりも、高価そうなカメラをお持ちになりながら、おっしゃっていた。
そして、いよいよ、私の番、カメラを構えて、撮ってみると、遠い!　すごく小さくなってしまったので、レンズを、望遠に変えて、再度、チャレンジ！やっぱり難しい、花壇の奥に、咲いているので、ピントを合わせるのが、やっとだった。まさか、踏み込むわけにもいかずどうにか撮り終えると、すぐにまた、別のオジサマが、撮り始めた。
やっぱり人気あるんだ、節分草💞

こんな、マニアックな内容を、ここまで読んでいただきありがとうございます。
来年は、もうちょっと、うまく撮りたいなと、思う私でした。😊

光則寺の門

なぜか孔雀がいる。

梅の花も咲いていた。

そして、また、節分草。