私の推し曲たちを聴いてください
最近の天気は不安定ですね。春めいてきたと思ったら雪や雨が降って寒くなったり…。
そろそろ春休みの終盤が見えてきて若干焦っている魚木まるです。なにも…なにも成し遂げてねえ…。ただいっぱいドラマと映画見ただけの春休み…。まあいいか、楽しかったから!
わたくし、最近新しいジャンルの曲にハマってましてねえ。なんつうかな…言葉で言い表すのは少し難しいのですが、メロウな音楽をよく聴いてます。
例えばこれ。
作業用に流してます。今もこれ書きながら聴いてる。静かでありながらとてもドラマチック。古いロマンス映画の中に入り込んだような…。マリリンモンローやオードリーヘップバーンが出てきそうでしょ?シンデレラが大好きなので、サムネにつられて聴きに来たのですが、その魅力にどっぷりつかってます。入眠用にもおすすめ。
私が夜寝る前に聴いてるのは、こちら。
Bobby Caldwell の what you won't do for love
出だしのトランペット(多分)からもう好き。大人な音楽。かっこいい。声も優しくて色気があってすごく癒される。リズム感も、前のめりに乗っかっていくぞ!って感じじゃなくて、ちょっと後ろに引っ張られるようなグルーヴを感じられて良き。ひたすらに引き算の音楽。
歌詞も良いんだよね…。愛に気づいた瞬間。そして、愛のためなら何だってできるさ…(超意訳)という、なんとも甘々な歌詞でございます。
でもこの歌詞、ちょっと訳しにくいんだよな…。単純に私の英語力がないからなんでしょうけど、いろんな人の和訳サイト見てみても、絶妙に解釈が違ったりする。それだけあまり一般的でない言い回しなのかな?ストレートに「君になら何でもしてあげる!」って言わずに、「君が今まで愛のためにできなかったこと、そして僕も今までできなかったことを、君のためならやって見せる」っていうところが、なんか、趣があるよな…。ちょっと回りくどい言い方に萌える笑 不器用なインテリなのかな?とか想像しちゃう…。
あと、これはメロウとは違うと思うけど、(バチバチにワールドミュージック)
これこれ~~~~!!!何とも言えない妖しげな魅力がたまらない一曲。
情熱的な歌詞、幸せな場面のはずなのに終始不穏なMV…。the90年代のユーミンといった具合。
ラテン系の小気味よいリズムと、この歌詞がよく似合う。これは私の想像なんですが、女の人は結婚相手のことを愛してないんじゃないかな、と思います。本当はほかに愛していた男の人がいたけれど、その人とは結ばれず、全然好きじゃない男と、金のために結婚したのでは…と想像してしまいます。「あなたの知らぬ傷跡も 雪解けに咲くクロッカス」や「私を愛したことを 後悔はしていないかしら」「歓びとは 溶けて落ちる 哀しみの上にゆれる 炎」この3フレーズは、歌詞の中で不穏さを感じる部分なのですが、「傷跡」=好きだった人と別れたこと
「後悔はしていないかしら」=相手に問いかけているようで、実は結婚してしまった自分を責めているのでは?
「哀しみの上にゆれる 炎」=炎のように熱く、自分の身を燃やしてしまうが、水をかけられればすぐに消えてしまう。
と私は解釈しました。
そしてMVもなかなかです笑 のっけから、シャンパンを注ぐ音にかぶせてトイレを流す音が聞こえるし…。お肉のソースがついた口でほっぺにキスしちゃうし、出席者は主役の2人なんかお構いなしでテーブルの下で足を踏んでみたり、喧嘩したり、なんか子供も生まれそうになってるし…。最後はテーブルの上に土足で上がって踊り出す始末。なんか全体的に野蛮で狂ってるんだよな。最初は表面だけでも幸せを取り繕っていたのに、最期はお祭り騒ぎに笑 そんななかでもにっこり笑い続ける花嫁さんが不気味すぎる。「これが私の幸せなのよ」と無理に言い聞かせているよう…。
人の幸せなんて所詮そんなものかもね。他人から見たらすごくうらやましく見えるけど、実際はそんなお綺麗なものじゃなくて、愛憎入り乱れた感情のごった煮のなかにある、虚栄心だとか承認欲求、優越感なんかが幸せの正体なのかもね、案外…。
というわけで、私の好きな曲紹介でした。また素敵な曲が見つかったら紹介するね!
それでは、この辺で、さようなら。
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