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…だから痛いんだって!

 こんにちは。
 僕は50代の会社員で元バイク乗りです。家族は奥さんと、2匹のネコ。
 今、右足を引きずって歩いています。
 ここ何年かで本稿のタイトルにも使った「…だから痛いんだって!」と言いたくなる事と度々遭遇しました。
 度重なる内に我慢できなくなって来たのでこの文章を公開する事にしました。
 同じ思いをした方に、少しでも参考になったらこれに勝る喜びはありません。
 コトの起こりは今から7〜8年前。
 50代になって初めてくらいの健康診断で痛風と糖尿病にC判定(要経過観察)が出ました。ショックでした。
 その当時身長171センチ、体重89キロ。昔柔道をやっていたので胸/太ももの筋肉が太く89がベスト体重、だと当時は信じていました。ベスト体重だからB判定(軽度異常)から落ちる事はない、と。でもそれは間違いでした。
 本当は肥満してたんだなァ〜と思い知る、と言うかストンと不思議に納得した感じでした。
 これを期に僕は減量を始めました。
 まず過去の数少ない成功体験を元に、ひたすら「食べる量」を減らす事に専念。
 ランチに外食はやめてコンビニ飯に変更し、分量もお握り×1個とサラダか、サンドイッチとカップスープ程度に。
 会社からの帰りがけ、駅のホームで食べる「天玉ソバ」を断念。夕食もご飯お膳1杯に止め夕食後の甘味とコーヒーは、死守。
 連日どうしても食べてしまっていた駅蕎麦への慕情が一瞬で跡形もなく消え去ったのが我が事ながら衝撃的でした。
 駅蕎麦卒業の効果は絶大で体重は面白いように落ちて行きました。
 途中、体型があまりにも貧弱になったので筋トレと有酸素運動を併用を開始。
 筋肉だと信じていたボリュームは結局脂だったようです。
 ウィークデーの帰宅後はできるだけ腹筋、腕立て伏せ等の筋トレを実施し筋肉の増強を図り、休日朝に5km程度のウォーキング+3km程度の軽いジョギングをこなしました。
 減量開始から3年後、一時は70kgを割り健康診断の判定も殆どA判定(問題なし)に納まるようになった2020年初夏、新型コロナ蔓延真っ盛りの頃に「それ」はいきなり訪れたのでした。

‥痛いんだって!<1>

 上記の通り3年前、2020年5月の夜、9時過ぎ。
 筋トレの、スクワットの最中。思いっきり腰を落とした瞬間に腰の左から右にピリピリピリという何かがゆっくりと裂けて行く感覚がありました。
「!やっちまった!」
 これが生涯何度目かの、そして今の所最大の椎間板ヘルニアでした。
 椎間板ヘルニアは背骨=脊柱同士を繋ぐ軟骨が背中側にはみ出して神経を圧迫するとても痛い病気です。
 後日見せてもらったMRI検査の画像には、この時はみだした小指の先ほどもある「大きな」軟骨がはっきりと写っていました。
 ピリピリピリの直後に、腰に激痛が走ると同時に、固まって身動きすら取れなくなりました。ヘルニアに襲われた時にいつも現れる症状です。
 そして、この時はいつもと異なり痛みは左右の太ももまで広がっていました。
 そのため座っても痛い、寝ても痛い、むしろ立っているのが一番楽という状況に陥り、♯7119へ相談の上、生まれて初めて119へコール。救急車を呼びました。
 しかし、搬送してもらった近隣のK総合病院では、結局何も治療はできず(夜中だったし、当番は小児内科医の先生でした)また何とか症状も収まって来ていたので次回整形外科のS先生の診察を予約して帰宅。
 K総合病院での主治医、S先生はヘルニアのスペシャリストで色々な事を教えてもらいました。
 まずヘルニアの原因、はみ出した軟骨は時間と共に消えて行くことが分かって来ており昔ほど手術−切開してはみ出した軟骨を切除する−はあまり行われなくなっているとの事。
 だから、命に関わる病ではないし、切開手術はできるだけ避けた方がいいとのS先生の提案を容れて痛み止め(と胃荒れ防止)の錠剤を服用しながら月1回の診察と経過観察を続けました。
 S先生は右足の機能を主に確認し同時に痛みの具合などを問診、次の診察までの薬の処方箋を出す。
 2020年5月から21年8月までこれを繰り返しました。
 ただ、通院を続ける一方で症状はこの1年間、緩やかに悪化を続けていました。
 過去のヘルニアの時と同様に、腰の激痛は時間の経過と共に収まっていったものの右太腿から膝、脹脛(ふくらはぎ)にかけて、特に動き出す際に脱力を伴った痛みが走るようになっていました。
 そのため休日朝、8kmのウォーキングは継続できていたものの、ランニングは中止しました。
「あれ?足引きずってない?」と近親者や会社の仲間から指摘されるようになっていたのもこの時期から。
 同時に右股関節の可動範囲が極端に狭くなり、いつの間にか膝頭が内側を向かなくなっていました。
 今回の大きなヘルニアがまだ居座っているのか、あるいは長年に渡り何度も繰り返しているため慢性的に神経が圧迫される「脊柱管圧迫症」がどこかにできてしまっている事を覚悟しました。
 そしてこれら症状は僕の長年の趣味だったオートバイツーリングに深刻な影響を及ぼしました。
 まず、バイクに乗ると短時間で腰の左右両側の筋肉がツッて痛みが走ること。
 膝頭が内側を向けないため、ニーグリップができないこと。
 右足そのものの動きも鈍くなっており、停車時にバイクが右側に傾いた際、咄嗟に右足を出して車体を支えられないこと。出せても痛みが走り、ふんばれなければ結局転倒(立ちゴケ)するしかないこと、実際に転倒したこと。
 そして、右足をステップに乗せる際も手で持ち上げてやる必要を感じた時、バイクは諦める事にしました。
 6月に6年間乗ったホンダゴールドウィング F6Cを売却。
 乗らない、手入れも満足にできないものが身近で朽ちて行くのは忍びなかったので。
 次のオーナーの元、彼女が元気に走っている事を祈っています。
 長年お世話になったバイクの中古車販売チェーン、「レッドバロン」の若い店員さんからいただいた「(足が)良くなったら是非またウチから買ってください!」という言葉に泣きました。
 反面、月1回の診察の際にバイクを諦めた事を話してもあまりに薄いS先生の反応に嫌な予感がありました。
 そして、それは残念ながら的中しました。

 2021年8月。再度のMRI検査結果「良かったね、ヘルニアは綺麗に消えていますよ」とS先生笑顔。
 オイオイ。
 そう言われても右足の痛みが残っている事、バイクも諦めた事、それらを都度報告していた事を指摘。
 困り顔のS先生、「手術してみますか?」と提案して来るもヘルニアが消えているのに、手術しても効果があるのか?と問うと沈黙してしまいました。
 痛みの解消に効果がありそうなのは体を動かしてのリハビリだがK総合病院には満足な設備がない事、S先生自身も紹介できる先に心当たりがない、との事で結局治療記録の提供などの協力は得られるもののK総合病院での治療はここまでで終了。
 またかかりつけを探すハメと相成りました。

‥痛いんだって!<-1>(マイナス イチ)

 さて困った。
 と言うのも前述した通りヘルニアは何度もやっており最寄駅周辺の整形外科は殆ど行き尽くしていました。そしてそのどれもが「アレ(注:後述)」で信用できずこれからの行くアテがありません。
 ちょうど健康診断後の面談予定があったので会社の産業医に相談を持ちかけると、大学病院の紹介状をもらうことができました。
 しかし診察の際、こちらの痛い、生活に支障が出始めている、と言う話は全てスルーされ「歩けているから大丈夫!」と謎の太鼓判と共に検査の一つもなく終了。→後から考えるとこの「大学病院」が一番役に立っていませんでした。
 さて困った(2回目)。
 ここまで自分で方針を立ててこなかった事を反省。
 勉強を兼ねてNetで情報を漁り「痛み」そのものへの対策として隣の県にあるNペインクリニックを受診。
 Nペインクリニックは各種注射による症状改善を謳っており、初回受診から腰へのトリガーポイント注射を受けました。
 ようやく直接患部への治療を受けることができて安心したのも束の間、すぐに気づてしまいました。このクリニックは「個人に寄り添った治療」を謳っていながら、結局注射「しか」しない事に。
 2週間に一回、通院してもすぐに処置室に通されうつ伏せで待っていると、同じようにうつ伏せで待っている4〜5人の患者さんに、先生が端から順番に注射して行く。注射後は20分ほど休憩して終わり。飲み薬が切れていたら処方してもらい、特に指示もないので勝手に2週間後の予約を取って帰宅するだけ。
 2021年10月〜22年2月まで続けましたが症状に大きな変化はありませんでしたし、院長からは問診すらありませんでした。結局、チャン・カワイに似ているな、と思った院長の尊顔を二度と拝むことなく通院を中止しました。

 ここで私見、そして僕個人の見聞きした範囲限定で申し訳ありませんがアレな整形外科医について考察しておきたいと思います。
 彼らの共通した特徴として、とにかく患者の「痛い!」と言う言葉に鈍感です。
 そりゃ通院する患者さんのほぼ全員がそう言うのだし原因も定かではない場合も多い。
 ついつい聞き流してしまうのは仕方がないのかも知れない。
 原因不明、老化、不摂生、と患者に諦めを付けさせるため先生が「歳なんだから」と諭すのも重要なのかも知れない。
 あるいは仕事を続けるために一時的に痛みを抑える治療が必要な患者さんには上記したNクリニックのやり方が合っているのかも知れない。
 それでも私のように根治を希望する患者、ほんの2年前まで支障なくできていた趣味を取り戻す事を希望する患者の「痛い」「日常の動作に支障が出ている」という訴えを軽視していい理由にはならないし、自分のクリニックでしないのであれば希望に沿う(可能性のある)医療機関を紹介くらいはして欲しいと希望します。
 また、椎間板ヘルニアに限って言えば、飛び出した軟骨は約8割が半年から1年で自然に消滅する、らしいので特に治療しなくても症状は改善するそうです。
 これを利用して診断、問診、検査する訳でも治療プランを立てるでもなく、ただ患者の好みに任せて牽引や温熱治療器などの機材を使わせる「リハビリ」もどきの行為で患者に通院だけさせて診療報酬を稼ぐクリニックも残念ながら存在します。

 さて困った(3回目)。
 また行きつけを失い痛み止めの飲み薬が心細くなった頃再度Net検索。気になった、今度は同じ市内のペインクリニックに行ってみる事にしました。
 結果から言うと、こちらのペインクリニックは悪い言い方ですが「当たり」でした。
 2週間もしくは1ヶ月に1回の割合で通院し主に背中への筋肉ブロック注射と、痛み止めの飲み薬の処方。
 やっていることはNクリニックとほぼ同じですが、大きな違いは毎回施術前に院長のF先生の診察があり、症状と施術効果の確認と治療法などの提案が受けられる事です。
 やっと、まともな治療環境を確保できただけで「当たり」は何とも悲しい限り、ですが。
「長くかかりそうですが頑張りましょう」
 F先生の言葉。実際ここからも長くかかりました。

‥痛いんだって!<2>

 F先生のペインクリニックには2022年2月から、(本稿執筆時の)わりと最近、23年7月までお世話になりました。
 椎間板ヘルニアの「自然消滅」、はみ出した軟骨が元あった腰椎間のスペースに引っ込んでいく物と勝手に思っていたのですが、F先生によると実際はそうではなく、一度はみ出した軟骨は引っ込むのではなく「もげて落ちていく」(!)のだとか。
「ヘルニアは綺麗に弾けてますね」と別の医院で言われたこともありました。
 そして落ちた軟骨の破片がこびり付いて悪さをすることが「脊柱管圧迫症」という病気の原因の一つなのだそうです。
 そのため治療の注射も軟骨を「洗い流すため」の処置と説明をいただき、驚きました。
 ただ、効果としてはあまり目覚ましい物はなく、何度か注射を打つ位置を変えたりもしてみましたが痛みを消す処にまではなかなか行きつきませんでした。
 治療開始から1年と少し経過したころ「もっと精密に注射する」方法を提案されました。
 内容は注射の都度レントゲンを取って患部を確認、「ピンポイントで注射しこびり付いた軟骨を効率的に洗い流す」と言う物。
 ただ、ペインクリニックでは出来ないのでウィークデーに大学病院へ出向く必要がある、との事。まあこのまま漫然と続けるよりは、と思い大学病院での治療を8月初旬に予約してもらいました。
 ただ、この治療の直前にいきなり転機は訪れました。

‥痛いんだって!<3>

 2023年7月22日
 F先生のペインクリニックでいつもの診察。大学病院でのより精密な治療を前に最後の確認。
 この日、いつもの診察のやり取りから前述の急展開が起こりました。
F先生:「調子どうですか?」(いつもの挨拶代わりの質問)
僕:「痛いですね」(いつもの返し。お互いに苦笑)「何か最近足が上がらなくて」(この時初めての報告)
「え?」
 俄にF先生の顔色が変わる。いつもの柔和な笑みも消え、診察室のベッドへ寝るよう促される。その場で触診。
 右足の可動範囲が以前より狭くなった事、動きが一年前より固くなった事を確認して一言。
「股関節が怪しい」
 つまり、ここ2年で急激に悪化した右足の痛みの原因は「腰の椎間板ヘルニア」ではなく、右股関節に原因がありそう、との事でした。
 同時に大学病院での治療はキャンセルし、改めて右股関節を診てもらうため整形外科の受診を勧められる。
「整形外科…」
 前述の通り、もより駅周辺の整形外科は当てにならない事を説明し、F先生が「仲良くしている」お勧めの医院を紹介してもらう。
 その後、追加で3週間分の薬(痛み止め)を処方してもらい帰宅。

‥痛いんだって!<4>

 2023年7月29日
 今年の早めの夏休み初日。予約が取れたので隣の市の新興住宅街にあるF先生おすすめのH整形外科クリニックを受診した。
 簡単な問診の後、まず腰のレントゲンを撮影。その後、医師による診察開始。
 担当B先生、ざっくばらんに話す人で親しみやすい感じ。レントゲン写真を見ながら説明。
 右股関節に「変形性股関節症」がある(!)との事。
 変形性股関節症:原因は幼少期のケガや、生まれ持っての奇形など色々あるらしいが、要は大腿骨が骨盤からズレて軟骨がすり減ってしまい最終的には骨盤や大腿骨まで変形してしまう病気?症状?のこと。
 B先生レントゲン画像を見せながら続ける。
「かなり進行してますね」
 レントゲン画像を見る限り、そりゃあもう素人目にも明白なレベル。
 何となく腑に落ちる。そう言えば、かなり以前から右股関節がポキンポキンと音を立てていた。
 また20数年前にもなるが、大型バイク(ホンダワルキューレ1500㏄)を購入の際、始めて跨った時も腰の左側がツッた事を思い出した。
 B先生からは右の股関節そのものを人工関節に付け替える手術を勧められた。
「またバイクにも乗れるようになりますよ」
 の言葉で覚悟を決めました。そう簡単な話でなくとも、試してみる価値はある。
 人工股関節への置換術を受ける事を前提に、最寄りという事と、2022年度の術例が100件を超えると言うN総合病院への紹介状を書いてもらいました。
 N総合病院は亡父が生前何度かお世話になった所なので馴染みもありました。
 前述の通り夏休み中だったので、翌々日の7月31日に紹介状とレントゲンの画像データを受け取り、できるだけ休み中に総合病院の診察を受けることにする、が‥‥。

‥痛いんだって!<5>

7月31日~8月5日
 遅ればせながらコロナに感染してしまいました。
 続いてウチの奥さんも感染してしまったので夏休みをまるまる棒に振ってしまうと同時に、N総合病院での診察も2週間程度延期しました。

‥痛いんだって!<6>

 8月15日、9月5日
 変形性股関節症担当の先生の勤務が火曜日のため、それに合わせて有給休暇を取得。
 8月15日は僕一人で再度のレントゲン他検査を受け、9月5日は奥さんと二人で説明を聞きに行きました。
 主治医T先生。若くて「出来そう」な感じはいいが、レントゲンを見せながら開口一番(あれ、デジャブ‥‥)
「末期症状ですね」
 !!言い方!
  その後も
「(股関節の)大腿骨側にはもう穴が空いている」
「骨がペラペラ」
 など患者本人の前で言いたい放題。
 ただ、レントゲン画像自体、H整形外科クリニックで撮ったものと変わらず骨と骨の間に隙間がなく、穴と思しき黒点まで確認できる「素人目にも明白」なシロモノ。
 それだけ深刻な状況である事は充分に理解できました。
 対策としては手術、それもB先生のお勧めの通り、股関節の骨盤側・大腿骨側の両方の患部を削り取り、跡に金属製の人工関節を埋め込む「人工股関節置換術」一択のようでほぼ強制的に入院、手術、リハビリの日程が決まってしまいました。

 ここまでの遅々とした展開に比べ、この急転直下ぶりにちょっと付いて行けず、モヤモヤとしていましたし、奥さんとも「決断は慎重に、必要ならセカンドオピニオンを」とも話し合っていたけど「末期症状」には納得せざるを得ず、命に関わるものではないものの、放置すれば歩けなくなるのは不可避なこと、逆に手術をすれば今僕を悩ませ日常生活にまで支障を来たし始めている右足の痛みを取り除けるかも知れない事は理解できました。
 うまい具合に仕事の調整もできそうだったのでT先生の勢いに乗り、10月後半の日程で入院、手術、リハビリを受ける事にしました。
 その上で、敢えて質問しました。
「右足の痛みは治りますか?」では多分「治ります」で済んでしまいそうだったので
「手術の後、右足の痛みが残った場合、治療は続けてもらえますか?」
 椎間板ヘルニアを繰り返していること、一番の悩みである「痛み」の原因が本当に変形性股関節症なのか確信を持てないこと説明しました。
 回答は、「ヘルニアが原因だった場合は神経の自己修復能力に任せるしかない」と微妙。
 いずれにせよ原因を潰して行かないと先には進めないので痛みが解消しない時はまた改めて相談することとしました。
 今、ここです。仕事と並行し手術のための検査、手術時の輸血用に自己血の貯血等をこなしています。
 今後も折を見て日記的に更新して行く予定です。
 どうなるかは、まだわかりませんがお付き合いいただけると幸いです。

・疑問、わからない事他:

補足/覚書
 ここまでの流れ、症状や原因などを一旦まとめておきます。
症状(痛み)
・腰痛:背骨と骨盤の接点の左右に感じる痛み。椎間板ヘルニア発症直後はここに激痛。通常時も疼くような痛みが頻繁、時々ジワリと冷たく染みるように痛むこともある。
・大腿部、膝、脹脛の痛み:右足の大腿部、膝、脹脛の外側に走る脱力を伴う鋭い痛み。動き出す時、特に急な動作に伴ってビシッと走る感覚です。このため、バイクに乗ることを諦めました。
腰痛とも共通しているのですが痛みに筋肉の炎症は伴わないため、個人的には「神経痛」?と思っているのですがホントの所はどうなんだろ?
また脹脛は左右とも就寝時に頻繁にツリます。それも脛側の筋肉も同時にツッてしまうのでどちらを伸ばしても痛みは収まらないため、最終的には足の裏を床に付けて立ち上がるしかなくなってしまいます。
・痺れ:右足、ではなく左足全体に痺れと右足ほどではないものの太腿に痛みを感じます。
・動作不良:主に右股関節の可動範囲の著しい減少。具体的には外側に開かない、
 腿が上がらない→自転車に乗る時ペダルに足をかけられない、自転車を漕げない。オートバイに乗る際ステップに足を載せることができない。
 膝頭が内側を向かない→バイクに乗る際ニーグリップの姿勢が取れない。
等々、最近では右足を引きずって歩く程度にしか動かなくなっていました。
原因、病名
・椎間板ヘルニア:記述している通り何度も発症、放置、回復を経て現在に至っています。悪い意味で痛みに慣れてしまったため、時には長期ツーリング旅行中の大阪で発症、一晩フェリーで放置、翌日以降(4日間)ツーリングを強行した事もあります。
この時、腰痛は続いたものの足の痛みは発生しなかったためバイクの操作に支障はありませんでした(と言っても褒められた行為ではありません)。
上記の腰痛の主因はおそらく、ヘルニアではないか?と思っています。
・変形性股関節症:股関節がズレて軟骨がすり減り最後には骨盤・大腿骨双方が変形してしまう病気。原因としては幼少期のケガ、など。
僕の場合、中学高校と柔道をしていたり大型バイクに乗っていたりと思い当たる節がありすぎるので原因の特定は困難です。
また上記の痛みの症状はヘルニアだけでなく、股関節変形症が原因でも発生するそうです。
 ヘルニアの治療をいくらしても効果がなかっただけでなく、症状が進行していった事にも納得が行きます。
 ヘルニアが、股関節変形症の隠れ蓑になっていたような格好です。

ここでどうしても一つ疑問が湧きます。
 僕の場合、僕も医者も痛みの原因は椎間板ヘルニアと考え、そちらの治療を優先したため長年股関節変形症に気づかずにいましたが、これまで最も長期間診ていただいたF先生により発見に至ったワケです。
 もし、F先生がいらっしゃらなかったら、症状がさらに進行し歩行不能や大腿骨々折と言った事態に至っていたかと思うとゾッとします。
 これを幸運と思う反面、変形性股関節症は長い時間をかけて少しずつ進行する病気ですので、僕史上最大のヘルニアが発症する以前も、以降も散々レントゲンやMRI検査をしていたのになぜ股関節変形症を発見できなかったのか、と思います。
 ほんの10数センチ下もついでに写してくれていれば、と言うのはやはり無茶振りだとは思いますが、もっと早く見つけることはできたのでは?との悔いは残ります。
 また届かないとは思いますが、ヘルニア治療中の「痛い」をスルーしたり「なぜまだ痛いんだ、ストレッチをサボっていたのか!」と説教を垂れたアレな整形外科医さんには猛省を願いたい。
 また患者の皆様にも、症状は一つでも原因が一つとは限らないこと、疑ってみること、検査してみる事をお勧めします。


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