ナタデココ

昔、流行りましたね？
ナタデココが日本で流行ったのは、1993年だそうです。
20年程前なんですね。
ナタ・デ・ココとは:
ナタデココは発酵食品で、ココナッツの汁に酢酸菌であるナタ菌を入れ
発酵させて作る寒天状の食べ物でフィリピン原産。
シロップ等をかけて食べるので、透明な杏仁豆腐のイメージかな？。 
あの、イカのお刺身を嚙んだ時のような独特の歯ごたえが好きでした♪
その頃は、何処のスーパーでも売っていたのに見かけなっちゃった。
先日、突然思い出して「ナタデココが食べたいわ～」と愚痴っておったら、
数か月前の長男の命日のお供えとして、長女が買って来てくれました。
ナタデココが家にあって、もう、何時でも食べれるんや、と思うと
安心してしまうので、またひと月以上経ちました。
時の過ぎ去るのは早いわ～。光陰矢の如し、とかゆーやんね。
先ほど、甘いものが欲しくなり、見つけたので食べた～、美味しかった～。
めでたしめでたし…回想シーンに入るよ～、ついて来てよ～

なんか変な癖があって、「食べたい！」と思ってても、買ってきたら
それだけで安心して家に有る事(買った事)を忘れてしまう。→ママの癖を知っている子供たちがそれぞれ、色んな所から見つけて食べてくれていたが、たまに見つかり損ねた時は、
結構な月日が経ってしもてから、変な所に仕舞ってたモンが出てきて吃驚。
「リス」と呼ばれておりました（笑）

ほんで、今思い出しても悔しいのが・・・
30年近く前に、離婚して、数々の嫁入り道具と娘二人と共に実家に舞い戻り(いわゆる出戻りっちゅう奴ですな)ましたが、
未だ、そんなに働いてなくて、お金が無かった時の事。
あと、半年位で年末のクリスマス、と言う頃。
当時、結婚していた頃に流行って作ったアメリカンエキスプレスのカードから綺麗な写真の通販のカタログが届き、その中に、私好みのケーキ
(生クリームとか無くてスポンジと上に載ってるナッツや果物だけで作ったもの)がありました。
覚えてないけど、10000円位だったと思う。
本で読んで名前は知ってたけど、現物は見た事も食べた事もない
『ペカン』の実が入っていると言う。
モノすごく欲しくなり、
「今の私には贅沢、身分不相応だ」と分かっていたが、離婚のショックと
初めての貧乏に打ちのめされていたので注文してしまった。
「分かっちゃいるけどやめられない！
ア、ソーレ、スーイスーイ　スイダララッタスラスラスイスイスイ～」ってやつですね。→古っ
外国から、届いたら真空パックになっていて
凄く美味しそうなケーキで綺麗！！！暗い、気持ちが爆上がりました(^^♪
でも、早くに見つかったら子供達がクリスマス迄に食べたがると思い、
隠そう！と決心。
ブランド物の紙袋を入れた大きな紙袋の間にストン、と隠しました。
→→→皆さん、もう、お気づきと思いますが、買ったまま何年も、
いや10年以上かなぁ、忘れてしもうてました！
紙袋を整理しようと(ほかそうと思った)して、1枚ずつ紙袋を出して
懐かしんでいたら、なんか、ビニールに入った緑色の丸いものが！
ビッシリと緑のカビの生えた　かつての、外国から直輸入のお高い！
真空パックの憧れのケーキでした。
いくら胆の据わった私でも、これを食べる勇気は無かったですぅ(´；ω；`)ｳｩ(実は「緑のとこをヨケタラ食べれるかも？」と言う、誘惑と結構長時間
戦いました)
「あんなにお金が無い時やのに、無理して買ったのに～」と当時の気持ちを
思い出して可哀そうに思いました((´∀｀))ｹﾗｹﾗ

ナタ・デ・ココ - Wikipedia