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脳内母親とお別れする努力        by岡田斗司夫さん

何かのお話の途中に出てきた言葉だったが、【脳内母とお別れ】
・・・気持ちに刺さりました!
オバちゃんはオントシ65才で、母親は数年前に90何歳で亡くなっているのに、未だに ”脳内”に”母親”が居て、ジャッジされている
と感じる(笑)いや、(泣)?

母が何でも沢山買う人だったので、そのお下がりを貰うのが
我が家では、当たり前の事だった。
だから、今、流行りの古着が気にならない。
ブランドの服やバッグ、キーホルダーが好きだったから次々買ってはった。
特にバッグは本当に次々に買って来るので、オバちゃんは若い頃=学生時代も含む、から自分で買った事は、数える程しかない。
絶対に持たないの分かっているのに、80才を超えてから、
ルイヴィトンのGパンの青い布のタイプを買ってから直ぐに
『私には一寸、若向きみたいなのであげる』→ イヤイヤ、お母さま!私も50を超えている年だったので『無理です!』と→結局、そのまま、オバちゃんを素通りして、娘に渡した(笑)

そして、年寄り扱いされるのをとても嫌ってましたね。
オバちゃんは、人からおばちゃんとか、年配者と言われても、ホンマの事やし、全然、気にならないのにね。
オバちゃんが娘と一緒にいる時に、娘たちがそう呼んでいるので、そのまま私もが「おばあちゃん」と言うと『貴方のオバアチャンじゃ無いっ!』と
本気で、激越に怒ってましたね。
昔の人なのに(大正生まれ)、母乳だと、胸の形が悪くなるらしい、と聞いて直ぐに、粉ミルクに変えた!と言うてました。
今風の、自分を大事にする人で、オバちゃんの憧れる、日本の正しい母では全く無かった!
今なら、そして、自分の母親じゃなかったら、「進んだ考えの女性」として受け入れられたかもしれんが、実際に対応するのは大変でしたゼ(笑)

65才でオバちゃんはこんなに、色んな所が痛かったり、色々、本当に色々
『年行くって大変やんなぁ 』、と思うのに、80過ぎてもあの人は
『元気やったんやなぁ』、と大正生まれの底力を感じる、今日この頃で
ございます( ´∀` )

【脳内の母】に頭から出て行って貰うには、一体、どうしたら良いのだろうか?
何しても、ナンカ言われている気がする╮(╯_╰)╭


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