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うまいこと他人には言えないような心の機微を一つひとつ摘み取って並べてできたもの。
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2023年1月の記事一覧

詩「静かな朝」

詩「静かな朝」

振り返ると静かな朝があった

煙突から煙モクモク

珈琲コポコポ

ずっと遠くで電車ガタンゴトン

こんなに静かな朝があったとは

洗濯物のシワを伸ばしながら

手元の時計は午前8時

ラジオから流れる低いビート

一年に1度あるかないか

朝の静かな時間を切り取って眺めてみる

いつまでも眺めていたい

ふぅ

何年か振りにため息をついた気がした