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興味から学びに移った

私は放送大学の学生を2006年から細く長く今もやっている。
2020年9月には「社会と産業コース」を卒業し学位(教養)を得て高卒から晴れて大卒となった。

これは2020年秋頃の話だ。

卒業して「社会人大学生」という肩書がない状態を過ごしていた。
ちょうど自分専用のテレビを手に入れて何気なく放送大学のBS放送を観ていたときに
「権力の館を考える」という科目に出会った。

この科目一度履修を考えていて長崎市立図書館に印刷教材と言う教科書が蔵書されていたので借りて読んでいた。その時内容は頭の中に入ってこないくらい理解ができなかったために所属コースの科目で卒業要件単位取得できたが諦めた。

時が過ぎ、それなりに歳を重ねて、それなりに放送内容が理解ができるようになったのか。食わず嫌いだったのか。それとも単位取得を考えることなくいち視聴者として番組を観たことで再び学びたくなった。
そして2021年の4月に1年在学できる「選科履修生」として再び放送大学の学生となった。

「権力の館を考える」は放送大学で2016〜2022年まで開設された社会と産業コースの総合科目の一つ。
権力の館から政治を観ると言う政治学とも言えるし、日本近現代史でもあり、世界史でもある科目だと私は思っている。
担当教授は以前時事放談という番組の司会をしていた東京大学名誉教授の御厨貴氏。13・14回は現在パレスチナ自治区ガザへの空爆でメディアに引っ張りだこの中東研究が専門の高橋和夫放送大学名誉教授が担当している。

権力の館と言っても色々とある。
わかりやすいところだと「首相官邸」「国会議事堂」「政党本部」だろうか。特に気になったのは自民党本部にある「自民党カレー」の存在。支持政党なしの私みたいな人も食べることが出来るのかを考えてみたことも🤣
また権力者=政治家。ということで歴代首相を務めた自宅や別荘なども権力の館に入っている(西園寺公望の魚坐荘、軽井沢の政治家の別荘、田中角栄の目白御展など)。
北海道の旧赤レンガ庁舎や黒川紀章がデザインした沖縄県庁。
関西の権力の館では旧第四師団司令部庁舎(現在ミライザ大阪城)や京都の平安神宮が取り上げられていた。

ここで取り上げられた国内にある権力の館には機会があれば行きたいと思っている(多分平安神宮は行ったことがあるかも…)

また高橋和夫名誉教授が担当されている回では「イスファハーン」が取り上げられているのだがそこはディズニー映画の「アラジン」に出てくる街のモデルになったとか。

この科目は通信指導も単位認定試験も記述式という、精神を削られる大変な科目だがなんとか単位を取得した。

実はこの番組。一般の方でもBS環境もしくはケーブルテレビなどで放送大学テレビを観られる環境下の方視聴できます。

11月5日から5回シリーズで16:30〜18:45までBS231放送大学テレビで
「放送大学アーカイブス・知の扉 権力の館を考える」として放送されます。
私はネット配信(単位取得時)+BS視聴(開設時)+放送大学アーカイブスで10回以上観ていますが面白いです。Blu-rayにも録画はしていますが…。

もちろん今回も観る予定にしています。

ここまで来ると「超好きな番組」だな。


#好きな番組

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