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バイオマス燃料作ったは良いけど、加工や輸送に化石燃料使うのはどうなん?

地球のため、全人類、夜は戒厳令(158)

「バイオマス燃料作ったは良いけど、加工や輸送に化石燃料使うのはどうなん?」

「ベトナムで」「イネ科の植物『ソルガム』」を「栽培」し、「葉や茎を粒状の燃料『ペレット』に加工し、日本に輸出する。」(2022/12/26日本経済新聞夕刊3版1面)という。

バイオマス燃料を造るのは良いが、遠路はるばるベトナムから船使って輸入するのはどうなのと思ってしまう。

植物の燃焼自体はカーボンニュートラルの扱いで良いと思うが、加工や輸送には別途エネルギーが必要だ。

特に船ともなれば、飛行機よりはましだが、決して燃費は良くないし、輸出入貿易の船ともなれば、燃料を100%バイオマス燃料で賄っている船は皆無だと思う。

地球の現状を鑑みると、当面の間、化石燃料の燃焼は適わないので、バイオマス等自然エネルギーに頼らざるを得ない。

地産地消が大原則だ。
地産地消に適っていないバイオマス発電など、カネのためのエクスキューズにしか見えない。

日本ではバイオマスの燃焼にすぎないかもしれないが、その裏で遠隔地で化石燃料が燃焼している。日本で化石燃料を燃焼させているのと同じだ。

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