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ときどき日記(590)稼いだカネ=消費した資源エネルギー=出した温室効果ガス

負け犬の遠吠えと言われてしまえば、それで仕方ないが、それでもあえて訴えたい。

人生において稼いだカネの総額は、元々は誰のものでもなかった地球の資源、エネルギー、天地の恵みといったものを、どれだけかき集めたかを表したものだ。

経済はその根源を突き詰めていくと、資源、エネルギー、天地の恵みを使って、使うもの、食べるものが作られる。そこではじめてお金が生まれる。
絶対に資源、エネルギー、天地の恵みが欠かせない。これをルーツにして経済が展開される。
資源、エネルギー、天地の恵みには限りがある。水のように限りないものであっても条件は必要だ。限りあるものから多くを獲得すれば、その分もらえない者が出てくる。

地球規模で概観すれば、むしろわかりやすいだろう。桁違いの億万長者がいる一方で、飢えている者は、それと比較にならないほどいる。国内だけ見ても明日の暮らしがままならない者がいる。

自業自得ではない。人はみな事情がある。得手不得手もある。稼ぐ才がある者だけそれを謳歌するのはどうだろう。
狩人ばかりでは集団は成り立たない。家や家族、集団を守ったり運営する者も必要だ。地道に何かを作る者も必要だ。

こういったことを突き詰めると、稼ぎすぎる者、財産を過剰に持つ者は、恥を知らなければならない。天地の恵みを独り占めし、その分の温暖化ガスも出した姿にほかならないからだ。

ところで最近、SNSの投資詐欺にひっかかり、大金それも我が夫婦だったら今生を終えるまでに十分すぎる金額をはるかに超えるようなカネをだまし取られる者が多発している。
だます方はもちろん悪いが、だまされる者について一つの私見を持っている。

それを持つだけの能力、人徳、人格が無かったのだと冷ややかに見ている。だからいともたやすくだまされてしまうのだ。大金もっていい気になっていてはいけない。

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