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ときどき日記(412)万博なんてやめてしまえ

社説を斬る。素人なりに(10)てか、社説の尻馬に乗って騒ぎたてる(2023/7/21読売新聞社説)
 
(以下、細字は社説抜粋。太字は千葉の意見)
 
参加国が自前で建てる予定の約50のパビリオン
建築に必要な許可申請はいまだに1件も出ておらず、完成が開幕に間に合うか危ぶまれている。
このままでは、参加を辞退する国も出かねない状況で、深刻な事態だと言わざるを得ない。
 
どうしてこんなに抜き差しならない状況になるまで放置していたのか。
あえて放置していたとしか思えないほど急な話だ。
抜き差しならなくしておいて、逆ギレのていにして、あとは国に頼んで税金を使い、おんぶに抱っこをしてもらうつもりだったのか。
 
政府は各国に予算の増額を求める
 
来てもらう側の態度か?
 
建設業界にも工事への協力を要請している。
 
今回の万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマだというが、突貫工事にでもなれば、現場に荷重がかかり、「いのち輝く」どころか死者も出かねない。
 
各国に対し、工事業者を日本側で確保し、発注を代行する案を示した
 
まさに、これっておんぶに抱っこじゃねえのか。
 
開催の延期という最悪の状況を避けるためにも
 
というか、開催自体が最悪だ。中止が賢明だろう。
 
万博期間中に販売される大人の1日券は、05年愛知万博の4600円を大きく上回る7500円となる。
 
あーあ、またこれを売りさばくのに地方公務員が動員される。
開催自治体を考えるとノルマを課せられるだろうし、売りさばきの成績が人事考課に反映されるだろう。
また、役所内で購入のとりまとめが行われ、だれが買っていないかが共有されてしまう。
 
日本の施設でも、入札が不調に終わるケースが目立っている。その結果、予定価格の引き上げや随意契約への移行が相次ぎ、建設費の上昇が懸念されている。
 
そもそも
 
会場の造成や施設整備にかかる総額1850億円の費用は、国と大阪府・市、財界で負担する計画で、公費が投入される。建設コストの高騰という、やむを得ない事情があるにしても、安易な増額は慎まなければならない。
 
だから、大阪万博は中止だ。

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