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どこの国でも今や普通に考えることだけど

地球のため、全人類、夜は戒厳令(66)

「どこの国でも今や普通に考えることだけど」



「脱炭素へ『悲願』の原発稼働」(2022/6/1 日本経済新聞夕刊3版2面)と見出しが出ていた。

今どきどこの国でも考えることだよなと思いつつ、記事をスルーしようとしたが、「フィリピン」とか「古い」という単語が見えたため、後ろ髪を引かれてしまい(「誰がハゲやねん」)、結局、読まされた。

「35年以上前に建設されながら、使われることのなかった」
「機器は『当時の最新鋭』のままで、タイムスリップしたかのようだ。表面の黄ばみなど経年劣化は否めない。」
「35年以上一度も稼働していない原発の安全性や稼働やメンテナンスを支える人材を確保できるか」

としている。
大丈夫なの?
設備に限らず、原子炉本体だって同じ年数を経ている。

「84年に完工」

したというが、建設自体の技術だって怪しい。
安物買いの銭失いになりそうで背筋が寒い。

資本主義経済に何を囁かれたのか、どう唆されたのか。
人命・人権・環境を度外視していませんか。
「地球のため、全人類、夜は戒厳令」にするのであるから、その原発はいらない。(つづく)

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