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ときどき日記(549)労働組合があるのに加入しない奴は卑怯者

私は千葉ロッテマリーンズのファンではあるが、此度の佐々木朗希君の選手会脱退には正直がっかりしたを通り越し、憤りさえ覚えた。

労働者は単独では雇用者に対抗できないから労働組合を結成し、団結の力をもって雇用者と折り合いを付けようとするものだ。

しかし加入していない者がいたら、その者は雇用者に籠絡されやすくなり、雇用者は籠絡した者を指し、あいつは条件を呑んだぜ的に条件を値切りやすくなる。組合切り崩しの突破口になる。

そういうターゲットになり易い身分でありながら、組合が勝ち取った労働条件を享有することもできてしまう。そして組合費も納めない。

これが清廉と言えるだろうか、直截に言えば、卑怯だと断ぜざるを得ない。

どうしても資本主義経済社会は、雇用者側が人件費をケチりたくなるのが自然であるから労働組合は絶対に必要なのだ。

昨今の日本プロ野球はメジャーリーグに比べて年俸が低く、佐々木君のような者が後を絶たない。

団結の力を持てば年俸もある程度なんとかなると考えている。

そのためにも選手全員の選手会(組合)加入が必須だ。

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