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ときどき日記(400)地方公務員最下級管理職は〝なんでも屋〟

「スピード感を持って総点検に取り組む」(2023/7/6読売新聞社説)

大臣や首長、政治家はよく苦し紛れに、ていの良い言葉を吐く。あるいはリップサービスをする。

そういった言葉を聞くたびに、ぞっとしたものだ。

後始末は次々と下級の者に送られ、最終的に最下級管理職に最も重たい形で降ってくる。

一段一段降りるたびに人事権の乱用や恫喝が上塗りされてくるからだ。

最下級管理職は生殺与奪を握られているから受けざるを得ず、泣き寝入りするしかない。

たいがい火急のものは職員団体に降ろす暇もないから尚更だ。

人海戦術が必要なものであれば、他部署のものであっても動員される。

ものによっては曜日も時間も度外視される。

各種有事の際は家族を残して、みんなとは逆方向へ向かわなければならない。

こういったことは、目標によるマネジメント(人事考課)に予め目標として立てられないから、評価対象外になる。

超過勤務代(残業代)は代休に化けるが、職場には1日当たりの休暇取得者限度数が定められていてヒラ職員が優先だ。

こういった世界から逃げ切れて本当に良かったと思う。

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