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ときどき日記(57)その他大臣が認めたもの

部屋の寒暖計は31℃を指しているが、風が抜けてくれるので、何だかこうして書きたくなった。
ただ、転記、投稿できるのはいつになることやら。
パソコンに汗たらしてもいけないし、実は大臀筋が痛いので長時間椅子にも座りたくない。

世間様は、連日、旧統一教会と政治の癒着について報道しているが、名称変更の認可についてまで政治が介入したとの報道には驚く。

一応、地方自治体で、許認可事務にも携わった者として疑問と提案を表明したい。

まず、団体の認可事務で政治が介入できたことが驚きだ。

一般的に条件が限定列挙されていて、条件が整えば認可できるし、整わなければ認可できないよう仕組まれている。恣意的な裁量を防ぐためだ。そして、何より分かりやすくするためだ。こうすれば汚職もできなくなる。

ただ、政治的介入があったとすれば、限定列挙のうちのひとつに「その他大臣が認めたもの」的な条文が仕組まれていたものと推察する。大臣が認めれば限定列挙外の認可ができると言うことだ。

今回、認可に係る文書開示がされて、多くが黒塗りで出てきたことを考えると、「その他大臣が認めたもの」臭がする。
限定列挙の中だけで条件が整ったのであれば、まるまる開示できたはずで、せいぜい個人名ぐらいだけが黒塗りで済んでいたはずだ。
それが、かように真っ黒だったということは「その他大臣が認め」るに足る理由をくどくどと稟議書に書き決裁を得ていたはずだ。だから開示できず黒塗りにしていたのだ。

何なら、開示に当たり黒塗りにするには、これも文書決裁を得ているはずだから、こちらの文書も開示請求したら良い。

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