塩沢 郁(しおざわ かおる)

最近読書が好き。僕も書いてみようと思う

塩沢 郁(しおざわ かおる)

最近読書が好き。僕も書いてみようと思う

最近の記事

どうも 塩澤です。

どうも塩澤です。実はめちゃくちゃ男です。 "向日葵の行方"はどうですか?? いや〜瀬川くんも川村さんも今後どうなることやら楽しみですね。というのも実は、あまり構想建てて書いてないので、この先は僕も気になってたりするんです。それと文章能力は皆無なので悪しからず。 さて、この先の展開としましては、いよいよ川村さんの一人立ちになります。彼女は普段大人しい性格なので、思い切った事はせずに、できる人に確認しながら与えられた仕事をこなしていくかと思いますがそんな川村さんをどうぞ温かい目

    • 小説 "向日葵の行方"

      君の笑った顔が好き"3" 徐に歩いた2人は、集合時間よりも5分前に目的地の駅に着いた。人のごった返した帰宅ラッシュ真っ只中の駅構内で秋川を見つけるのは難しかったが、黒のダウンジャケットに少し太めの鮮やかなジーパンを履いたザ・若者と言わんばかりの格好の秋川が、大きく手を振りながら僕らに近づいてきたのだ。 そして、川村さんをこれまた目を凝らしながら、 全身を見渡すと一言だけ「めっちゃ綺麗っすね」と半分真面目に半分ふざけたように言い放った。 それに対して川村さんも、満更でも無い顔

      • 小説 "向日葵の行方"

        君の笑った顔が好き"2" 川村は、少し申し訳なさそうに話し始めた。 「あの…夜にお時間ありますか?頭の中で整理してから後でまとめて質問したい事が幾つかありまして、、」 確かに、質疑応答形式で質問される方が僕も教えるのに集中できるしありがたかった。とは言っても川村さんは女性だ。18時に仕事が終わって質疑の量にもよるが、19時20時などとなっては川村さんも暗がりの中帰るのは危ない。返事に迷って少しの沈黙が訪れると、後ろから僕の名前を呼ぶ声と軽くて早い足音が2人の沈黙に釘を刺

        • 小説 "向日葵の行方"

          君の笑った顔が好き 2021年2月10日 朝の9時になると僕の1日が始まる。 昨夜の出来事を夜勤者から報告してもらい、その日の昼にくる出勤者の各業者で1日の流れや利用者に対して気をつける事、それに加えて施設に見学しにくる家族がいつくるかなど様々な情報を30分で共有するのだ。僕がこの[有料老人ホーム チェリッシュ神奈川]に働いて3年が経ち日勤業務も卒なくこなせるようになってからは、当たり前であり大切な時間となっている。この施設には 早番、日勤、遅番、夜勤で回っており僕は、正

          小説 "向日葵の行方"

          プロローグ 2022年4月8日 「"そうくん"らしいね。きっと君なら、そう言うと思ったよ。」 そう話すとおもむろに風に吹かれた艶やかな黒髪を耳にかけると、また僕の方を上目遣いで見て続けた。「私が、、、きっと私が私じゃなくなったとしたらきっとそうくんは、追いかけて来そうな気がするからそれはやめて欲しいな。その約束は守れるか分からないんだけど、私はそうくんにはそのままでいて欲しい。そのままのそうくんでいて欲しいんだ。」そう詰まった声で話した。 不服でならなかった。僕との約束を