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「おおきなかぶ」 から学ぶ

おおきなかぶ。

教科書にものっているよね。
ここから、ぼくが学んだことをまとめてみる。

まずは、あらすじ。

ある日、農夫のじいさんは大きなかぶを収穫しますが、そのかぶはとても大きく、一人では引き抜くことができませんでした。そこで、じいさんはじいさんの婆さん、婆さんの孫、孫の犬、そして犬のネズミと力を合わせて引き抜こうとします。

しかし、かぶはとても大きく、最初にかぶを引き抜こうとしたじいさんが転んでしまいます。次に婆さんが助けに入りますが、二人ともかぶの大きさに圧倒されてしまいます。そこへ孫がやってきて助けに入り、三人でかぶを引き抜こうとしますが、それでもかぶは引き抜けません。

最後に、犬とネズミも手伝いに入ります。犬が引っ張り、ネズミが押して、四人がかぶを引き抜くと、とうとうかぶは畑から抜け出します。みんなで力を合わせて引き抜いたかぶは、とても大きなものでしたが、みんなで一緒に分け合って食べることができました。

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一般的に言われている教訓は、

みんなで、力を合わせよう

ってことだよね。

でも、

こういう意見も多い。

どうして、みんな、助けを呼びに行くのは自分より力の弱いものなの??

これ、よく言われてる気がする。
おじいさんは、おばあさんではなくて、力持ちの友だちを呼ぶのが普通じゃない!?
って意見だ。

ここが、大きな思考の分かれ道だと思う

ここを考えることが、この童話のミソなんだと思う。

性格の悪い方に考えれば、

・言うことを聞かせられる弱者に労働をさせた。

・大企業が、中小企業に面倒な労働をさせる、象徴

みたいな考えからもできる。

でも、こういう考え方はどうかな。

おじいいさんは、みんなで、美味しくカブを食べたかった。

だから、

抜けないふりをして、みんなで抜いたって演技をした。

ってかんがえるのが、僕は好き。

だって、

ねずみが、引っ張ったって、足しにならんでしょ。

おじいさんは、みんなで抜いたね!がんばったね!っていうストーリーが欲しかったんだ。

おおきすぎるこのかぶを、一人で抜いて
みんなに分け与えると、
おじいさんは、あげた人になり、
その他は、おじいさんからもらった人になる。

おじいさんは、それを嫌ったんだ。

みんなを楽しませたかったんだ。

これって、子育てしてると、あるあるじゃないかな。

子どもに、一番いいところを手伝わせて、できた、っていう経験をさせる。
別に、手伝ってもらわなくてもできることなんだけど。

おじいさんの親心が、なんか、染みるし、すっごくよく分かる。

思いがけなくできた、おおきなかぶを

ひとりでぬいても

面白くない

みんなで、ぬいて

みんなで食べれば

ちょー面白いじゃん!!

だから、
おしいさんは、
うんとこしょ、どっこいしょ、

っていいながら、

ぬけないふり

ずーとしていたんだ!

僕は、この考え方が好き。

みなさんは、どうですか?

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