見出し画像

夏、青春18切符で新潟のゲストハウスへ

夏真っ盛りの8月上旬 新潟県の糸魚川市(ユネスコに世界ジオパークとして登録されているほどすごく自然が豊かなところ)から3駅先の能生にある”ゲストハウス山楽”にて自然にたっぷりと触れながらのんびりと過ごしてきました。



0 内容が濃すぎて今更ながら、1個のnoteにまとめるのは無理があるのでは?と思い初めていますがまあいいや笑 今回の旅はどのようにして始まったのか、、、実は私ずーっと”青春18切符”に憧れていました。青春18切符というネーミングもポスターのキャッチコピーも全てが私の好みど真ん中です。なので今年の夏は18切符で旅をしようと決めていました。最近知った言葉で不便益というのがあって不便だからこその利益といったニュアンスなのですが18切符にも不便益があるなと思いました。時間はかかるけれど、車窓からの景色や途中下車して道の駅を覗いてみる時間が私は凄く好きでした。そして自然も大好きなので気になっていた自然溢れる環境にある山楽を最終目的地として私の初めての18切符旅が始まりました。

1 11時間の電車旅

出発日の朝、旅の超序盤にして発生した大雨の影響で敦賀~金沢間のJRが運休というハプニング。どうしようかなぁと思って他の行き方(18切符は使いたい)を探すと名古屋から長野のほうを通って行く行き方を発見。しかし、電車の乗車時間が11時間!半日、電車に乗るという乗り鉄の気持ちになれるプランを決行することにしました。道中絶対に暇になると思ったので本4冊(重かった)を持ち物に追加しました笑 そして、想像通り電車では暇を持て余したのでボーっとしながら景色を見る→本を読むの無限ループ。読書がすんごくはかどりました。それにしても長野のひたすら山山山な景色は凄かったな。そして、11時間後の夜9時無事に能生駅に到着することが出来ました。

2 67歳のシンガーソングライター pikeさん

全部の出来事を書くときりがないので笑、私が特に印象的だった出来事をnoteに書き残したいと思います。2日目の夕方、ゲストハウスに颯爽と登場した67歳のシンガーソングライターpikeさん。オーラが凄かった。話を聞くと定年退職されてからコロナ前はアジアの各国を旅しながら旅先でインスピレーションを得て音楽を作っているとのこと。すごく生き生きしていて明るくて何よりも話が上手な人でした。pikeさんが身振り手振りを交えて話してくださった海外珍体験めっちゃ面白かったな。見た人にしか言い表せないリアリティーもありました。詳しく話を聞いていると実はpikeさんの若い頃の夢がミュージシャンだったこと、叶わないと諦めて違う職についたこと、といった過去の話もしてくださいました。そういった話を聞いて私は夢を追うことに遅すぎるなんてことはないんだなと気付きました。何歳でもやりたいことができること、急ぎすぎなくてもいいこと。

3 ゲストハウスの隣にあった小さなカフェ

ゲストハウスの隣にすごく上品なおばあさんが手作りの料理とケーキを出しているカフェがありました。そこのおばあさんが本当に素敵な方でお会いできたことを心から嬉しく思いました。。この話は長くなりそうなので別のnoteを書きます笑

4 海行ってへとへとからの餃子パーティー

3日目にはゲストハウスに私と同年代の姉妹2人と大学4回生の人が来てくれました。同年代の人と全然接していなかったのでとても嬉しかったです。一緒に散歩したり山に行ったり昼寝したり。のんびり過ごしました(夏休み感半端なかった!)そして4日目の夕方、ゲストハウスのオーナーさん家族とみんなで海に行きました。私は泳がなかったのですが久しぶりの海にテンション爆上がりで浜辺を歩いているでだけですっごく楽しかったです。その後はスーパーへ買い出しに行き水餃子パーティー。海に行って疲れたのか逆にみんなテンションが高くなってわいわい言いながら餃子を包んだの楽しかったな。私が作ったスープも美味しいと言いいながら沢山食べてくれて、普段は自分が食べるためにしか料理をしないから誰かから美味しいって言って貰えることってこんなにも嬉しいんだと感動しました。

5 地面に寝転んで流れ星を見る最終日の夜

最終日の夜、オーナーさんと共にゲストハウスのすぐ近くにある橋に行きそこで寝転んで星をみんなで見ました。恐らく人生初の流れ星をそこで見ました★ 暗闇の中、星を見ながら大学のこと仕事のこと人生のこと色んな話をとりとめもなく話したあの時間は贅沢な時間だったなと感じます。

6 おわりに 

初めての青春18切符旅、初めての新潟、初めてだらけの5日間は夏休み感、たっぷりの日々になりました。

最後に フリーペーパー backpackerの中の1つの文章。

”日常への安堵と旅先への悲愁が無造作に投げ込まれた帰路。日常に帰る時間は、旅を辿る時間でもあった。幼なの眠りの路から始まり、友と旅片を見つめ、いつしか独り帰路に耽る。その余韻を経て、旅という不確かな対象は、次第に自分色の記憶となる。帰路に味わう時の流れは、旅が残す最後の土産なのかもしれない。"

あの、日常へ戻る安心感と非日常が終わる切なさが混ざり合う感じ...それを感じたくてまた、私は旅に行くんだろうなきっと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?