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英会話教室にも塾にも長期留学にも行かずにバイリンガルになった私のお話

あなたは英語を流暢に話す日本人に出会ったらこんなことを考えませんか?

「幼少期から英会話通ってたんだろうな」
「留学経験あるんだろうな」
「親がネイティブなのかな?」

私も昔はそうでした。やっぱ英語を話せるようになるためには、海外に住まなきゃダメだよなぁ。って。でも今の私なら自信を持って言えます。小さい頃から英語やってなくても、留学に行かなくても日本にいながらバイリンガルになることは可能です。


英語とわたし

私が英語を初めて勉強したのは中学一年生の時。みなさんと一緒です。なんなら遅いかも?当時は小学校で英語は必須科目ではなかったため12歳で初めて英語に触れ、アルファベットから勉強しました。当時は4線ノートに板書を写すことで精一杯。そんな私が英語オタクになるまでに時間はかかりませんでした。

きっかけはまさに、当時の英語の先生。
「え、何この英語ペラペラの先生、、、ほんとに日本人…?」
あんな流暢に英語を話す日本人を目の前で見たのは初めてでした。12歳の単純な私は、素直にこう思ったのです。
「私もこの先生みたいに英語ペラペラになりたい!!」
英語の先生への憧れから私の英語オタク人生が始まります。

毎日毎日、しつこいくらいに英語ばっかり勉強していました。定期テストの勉強にはcampusノート1冊使っていました。スピーチコンテストやスキットコンテストへも毎年出場し発音やイントネーションの勉強もしていました。
ESS部(English Speaking Society)の部長にもなってALTの先生たちと英語でたくさん会話をしました。分からない単語はすぐに調べる、とにかくたくさん英語を聞く、洋画は絶対に英語で見る、日常に英語を取り入れる。

ここまで読んでもらったらわかる通り、私は何も特別なことはしていません。ただただ真面目に授業を受け、与えられた環境の中で英語に触れる時間をいかに多く取るかを常に考えていました。

そんな英語漬けの毎日を送っていると徐々に結果が出てくるものです。誰よりも早く英検を取得し、高校生の時の全国模試では満点を取り全国一位に。英語の大会では優勝。通知表の点数が99点だったこともありました。(そこまで行くなら100点ください…笑)

そんなこんなで高3になり、大学を考える時期がやってきます。私は志望校を中1の時にすでに決めていました。津田塾大学、私が英語にハマるきっかけとなった先生の母校です。受験生生活も色々あったのですが、無事大学に合格し、18の時に上京しました。

大学では私みたいに英語が大好きで勉強している人に多く出会い、とても刺激の多い毎日でした。力試しで受けたTOEICが余裕の800越えで調子に乗ることもあれば、私よりももっと英語ができる同年代の仲間を前に自分のできなさを実感することもありました。それでも彼女たちや教授に沢山支えられどうやったらさらに英語力を磨けるだろうと試行錯誤する日々を送っていました。東京には地元では考えられないほど多くの外国人がいて、英語を使う機会も多く英語を勉強したい私にとっては夢のような場所だと思いました。

英語教育業界へ

そんな中、私の英語好きに拍車をかけたのが教育業界での経験です。英語を好きになったきっかけが英語の先生だったこともあり、教えることにはずっと興味がありましたし、好きでした。先生もよくしてくださっていたので
「さとみが将来ここに教員として戻ってくるの楽しみにしてるよ!」と
嬉しいお言葉もいただき、当たり前に中高の教員免許を取得しました。軽い気持ちで始めた塾講師も、人の成長に関わる仕事にいつのまにかすっかりハマっていました。

これまで多くの生徒を見てきた中で、英語が伸びる人の特徴や効率的な学習方法などさまざまな気づきを得ました。色んな教え子たちと出会う中で圧倒的に多かった質問がこちら。
「どうやって英語話せるようになったんですか?」
私はつい最近まで、この質問にうまく答えることができませんでした。

そもそも自分が英語を話せるようになったのもいつか分からないし、気づいたらネイティブと会話ができるようになっていた。これをやったからできるようになった、みたいなものがない。ここまで読んでくださった方、ごめんなさい…。バイリンガルになる画期的な方法など、ないのです。でもこれが答えかな、と思います。英語は突然話せるようにはならない。日々の積み重ねでいつの間にか習得しているものです。

気づいたらバイリンガルになっていた

長期の留学経験こそないものの、短期でシドニーへ語学留学に行く機会がありました。向こうに着いてすぐの感想はずばり、「私結構会話できるんだな」でした。(自慢ではありません笑)自分が英語めちゃめちゃできる人だなんて別に思ってもいなかったし、話す英語はまだまだ全然だと思っていました。しかし実際に現地に行って、空港の方とも、お店の人とも、学校の友人とも、バイト先の人とも、何不自由なく会話ができることに気づき、日本で勉強してきたことは間違っていなかったんだなぁと、少し感動さえしました。現地の英語の先生には、「なんでそこに座ってるの?前に立ってあなたが英語教えなさいよ〜」と冗談を言われ少し嬉しかったりもしました笑

そして向こうでよく言われたのが、「日本人で英語喋れるの珍しいね!」という言葉。これは嫌味とは捉えてほしくないです。日本で英語教育に携わっている身としてとても悔しい出来事でした。日本人イコール英語が話せない、これが向こうに住む人々が持つ共通認識でした。当時はまだ大学生ではあったものの、すでに多くの生徒を担当していましたし、彼らがよく頑張って毎日勉強しているのも目の前で見てきました。そんな彼らの努力も知らずに、簡単に英語ができない人たちだと一括りにする彼らの雑さにとても悲しくなりました。しかし実際、現地で出会う日本人はやはりスピーキング力が著しく低い、これは紛れもない事実だと思いました。

だったら私が今まで日本でやってきた英語学習をもっと多くの人に知ってもらって、より多くの人が英語を正しく学べるような環境を作りたいと、強く思うようになりました。

国際バイリンガルコーチへ

語学を習得するには時間がかかります。それなりの努力も必要です。近道なんてありません。でも、きちんとした学習方法で、それを継続することができれば誰だって英語はできるようになるし、話せるようになります。こんな平凡な私が、日本にいながらバイリンガルになれたのだから。

“英語を勉強したい人に最適な環境を与え、コミュニケーションとしての英語力向上を実現する仕組みを作る”
これが今の私の夢です。

心のどこかでは
「英語できるようになりたい」
「話せるようになりたい」
「きっとこれから英語は必要になる」
と思っているのに

「自分は英語が苦手だから」
「授業が面白くないから」
「先生が嫌いだから」
「今更何をやっていいのかわからない」
とさまざまな理由で英語の学習から逃げている学習者を沢山見てきました。せっかくいい大学に入ったのに、読み書きは素晴らしのに、話すことだけができない、そんな人も日本には五万といます。こんなにも伸び代があるからこそ私はこの国産バイリンガルコーチやろうと思いました。

これからの日本と英語

日本にはこれまで以上に多くの外国人が来日し、2030年には5,000万人を超えると言われています。小学校で外国語が科目になってから、中学・高校の英語の授業のあり方も変わってきました。今の20代、30代の方が受けてきた英語教育からかなり変化しました。小学校から英語を勉強している人がこれから社会に出て、グローバルな環境で活躍していくでしょう。

間違いなく英語ができる人が有利な世の中になっていきます。でもまだ英語に自信がないという人も諦めないでほしい。自信を持って言いたい。本気で英語を勉強して身につけたいなら私についてきてください。英語を話すのにはコツがあります。近道はなくても、効率の良い学習方法はあります。あなたを国産バイリンガルにさせてください。

今ならまだ間に合います。英語が当たり前の時代が来る前に。

さとさん|国産バイリンガルコーチ
ESS Academy 


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