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書く習慣1ヶ月チャレンジ Day3 今一番やりたいこと

今一番やりたいことは、書評を書くことである。

なぜ、書評を書きたいのか。

せっかく苦労して本を読んでも、本の内容や得られた知見をすぐに忘れてしまって、もったいないからである。

樺沢紫苑の『アウトプット大全』によると、アウトプットをすれば行ったことが記憶に残りやすいという。
アウトプットは主に「話す、書く、行動する」ことであり、これらは運動神経を使う行為である。運動神経を使った記憶は運動性記憶と呼ばれ、一度覚えると記憶をうまく定着させることができる。
記憶に残ることで、自分の行動が変わり、目の前の現実世界が変わる。そして、自分がどんどん成長していくのだという。

少し前に『アウトプット大全』を読んだ私は、アウトプットの手段と方法、その利点を知った。
この本には「アウトプットで大事なことは、とにかく書いて完成させて公開することだ」と再三書いていたのだが、その時の私は書くことに対して不安を抱えていたので、すぐに行動することができなかった。

最近『書く習慣』を読んで書くことへの不安がやっと解消された。書評を書くための心の状態が整ったので、今なら書評を書けるはずである。

そもそも書評とは何だろうか。

調べてみると、
書評は、本を読者に紹介する目的で批評や感想などを記した文章である、とある。
ちなみに読書感想文は、自分の意見が中心であり、「自分がどう思ったか」「自分が本を読んでどう行動が変わったか」を記した文章である。

なぜ、読書感想文ではく、書評を選んだのか。
この答えに、私が書評を書こうとするもうひとつの理由がある。
それは書評が、誰かの悩みを解決できるかもしれないからである。

私は今まで本を読んできて、その本の要約を紙にまとめることはしてきた。ただ、それだと本の内容が紙に残るだけで、しかも後でその紙を見返すことがほとんどない。部屋にはそんな紙がたくさん積み重なって残っている。

また、読んだ本を誰かと共有することもしてこなかった。この本は私の悩みを解決してくれるいい本だったなと感動しても、それはあくまで自分一人の内面での出来事であり、それで満足して終わっていた。

ここで『書く習慣』に書かれていた「あなたの体験が、未来の誰かを救うかも」という言葉が私の考え方を変えた。

「私はこんな悩みを抱えていたけど、この本を読んで悩みが解決したよ、軽くなったよ」という体験を語ることによって、未来の誰かの同じ悩みを解決できるかもしれない。こう思うようになったのである。
でも、誰かの悩みを解決するには、自分自身の感想を紹介するだけでは足りない。その本を読んでもらうために、本の紹介もしなければならない。

本を手に取ってもらいやすくする私の実体験と、実際に悩みを解決してくれる本の情報がそろってはじめて、誰かの悩みの解決につながると思う。書評は、この二つ要素を兼ね備えている。

書評には何を書けばいいのか

書評の書き方を調べてみて、このHPに行き着いた。
https://forest-god.com/20190504-2/

まずは、このHPの書評テンプレートを参考にさせてもらい、書いてみたいと思う。
1、課題の提示・共感
2、本から得られるものを提示
3、著者のプロフィール
4、本の概要
5、要点を3点ポイントで解説
 5a、要点1今(過去)の自分
 5b、要点2本を読んで◯◯に気づいた(行動)
 5c、要点3今後の行動
6:まとめ

1と2は要旨をつかめばきちんと書ける部分、
3と4は事実、
5は自分の実体験を語る部分、
それぞれ分けて考えればどうにか書けそうだ。

書評は書き手と未来の読み手をつなぐ存在である。
書き手の言いたいことをしっかり読み取り、
読み手の知りたいことをしっかり伝えられるように書いていきたい。


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