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付録に釣られて…

ある時から、雑誌等で付いてくる付録がスゴすぎて、驚かされる。

つい、好きなテイストやブランドのカバン等小物類、好きなキャラクターのグッズ等を見かけると、目をキラキラさせて、後先考えずにクリック&クリックしてしまう。

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以前テレビ番組、ジョブチューンの「回転寿司チェーンVS一流職人」で、ある寿司職人の方が、

「もう、ホタテ炙るの、やめようよ」

と仰っていたことがある。

内容はともかく、私は彼のそのセリフがツボにハマってしまい、自分に対して、

「もう、付録に釣られるの、やめようよ。」
「もう、キャラクターグッズに振り回されるの、やめようよ。」

とツッコんでは、一人で爆笑している。

…だが、なかなかやめられない。
ここでも山本リンダの「どうにもとまらない」が炸裂だ。

▽キャラクターグッズ等、ついつい収集してしまう私のことを書いた記事はこちら

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最近、某社から出ている、“気になるもの”を発見し、またもや釘付けになった。

それに似たものは確かに持っている。

…だが、外側の柄が超タイプなのだ。夫もその柄の付録を私が使っているのを見て、「これ、オシャレでいいじゃん!俺もこういうの好きだな。」と言って褒めてくれた。

その“気になるもの”を夫に見せると、「ほぉ…。」と一瞥いちべつして、スマホのポイ活に夢中になっている。内心、「いい加減にしたら?」と思っているのだろう。

何とか手に入れるべく、今、私の中で作戦会議中なのである。

自分の中で、「社長~~~~~、安くなりませんかぁ~~~~~?」と夢グループの保科有里さんを思い出して、また一人で笑ってしまった。

▽今、どハマり中の夢グループの記事はこちら

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最近、その中でもゼクシィの付録は目覚ましいものがある。

ゼクシィとは、よくCMでも見かける、“結婚情報誌”である。結婚を決めた人が実際に結婚するまでの色々な情報が載っている。私も過去お世話になった。今はその時より、何だか付録も豪華になった気がする。(知らんけど。)

最近こちらの付録でも、オシャレなものや、私の好きなキャラクターグッズを付録にしており、本来関係ない私の心をくすぐる。

また、ゼクシィは分厚い本で付録も付いてるのに、結構良心的な価格なのも、手が出しやすく、キケン極まりないのである。…出版社もあの手この手で販売部数を上げるために考えているのだろう。

そういった意味で、私は絶好の“カモ”なのである。

しかし、失礼ながら本は、私には不要なのである。あの電話帳タウンページ並みの分厚さは、処分するのも大変なのである。

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以前、友人とこの件で電話した時、2人で「もう、困りますねぇ。やめて欲しいですねぇ。」と話した。

…と言っても、「イヤよイヤよも好きのうち」は、まさにこのことなのだが…。

友人も、“付録だけ欲しい、本は私には関係ないから、いらない。”タイプなので、共感してくれた。

友人は更に、買いに行くのはおろか、ネット注文ですら恥ずかしいと言う。

私は「本屋で買うのはともかくとして、ネット注文ならそんなこといちいち見てる人、いないと思いますよ。気にしなくていいと思いますよ。私も気にしてませんし。」と言った。

「そうかなぁ…。」

「そうですよ。第一フリマで買うにしても、最近送料値上げの関係で、かえって高くつく可能性もあるじゃないですか?高くなった分を本の処分代と思えればいいですけどねぇ…。」

「それは言えるなぁ…。」

結局彼女はネット注文で欲しかった付録のついた号を購入した。

彼女も“カモ”になるのを承知で、そうしたようだ。

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私も、彼女と違う号でキャラクターグッズを手に入れている。(完全に“カモ”)

最近、はたと気がついたのが、大概、本の内容は不要なのだが、よく見たらそのキャラクターの絵が載った“婚姻届”が載ってるではないか!

「え”ぇ”~~っっ、“こんいんとどけぇ”?!」

と本を処分する前の確認をしながら、途方に暮れた。

そう言えば、CMでも言ってたなぁ…。

本もさることながら、婚姻届は今の私には確実にいらない。何なら、あっては困るが“離婚届”の方が理論上、先に必要になる。第一結婚詐欺師でもない限り、今の状態で無理に使うと“重婚”でお縄頂戴になってしまう。(どんな状況やねん!)…勿論、夫以外にそんな人はいないが。

その上よく見ると、ある号ではそれに加えて“普通の婚姻届”までご丁寧に付いている。

「………。」

もう一人の私が、「さすがにそれはいらんやろ?いつ使うねん??」と呆れた声で言ってくる。

「………。」

しばらく私は固まっていたが、ついにハサミを用意してゼクシィに挑んだ。

キャラクター版婚姻届をミシン目に沿って、切った。キレイに切れた。
それと、家計に役立ちそうな、見たい情報部分も切り取った。

最後に普通の婚姻届も切り取った。

…しかしこちらは切るのを失敗し、ボロボロになってしまった。

もう切り取りながら、何故か笑いが止まらない。バカバカし過ぎて、自分に呆れすぎて、プルプル震えながら笑ってしまった。

この時、一人だったが、定点カメラでも付けられていたら、ある意味ホラーな映像だったかもしれない。

そして、切り取った情報部分(ボロボロの普通の婚姻届含め)は、“取り敢えず”保存、後は近々処分することになった。

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こういうものを支払っている金額のことを考えても、本当に考えなければいけないと思っているが、メルマガを止める気が全くしない所に私の“改心”はないのであろう。

本当にどうにもとまらなくて、

リンダらびっと、困っちゃう!」

と言ってしまう、残念な自分がいるのであった。

▽夏に散財したお話はこちら


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