酒を飲む
一つ前の記事にやらなければいけない事が沢山ある。みたいな事を書いてしまったのですが、一呼吸してみるとやらなければいけない事など何一つないのかもしれないと思ったりする事もあります。
タイの方々の酒盛りによく入れてもらいます。
彼ら毎日のように酒盛りをしています。
だいたい、ほとんどがタイ語で進行されていくので僕はただそこにいる。だけという感じなのですが、それでも酒をみんなと飲む事ができ、まぁ何となくの会話を聞いていられるので楽しいです。
毎日ほとんど同じメンバーでの酒盛り。
会話はあるのですが、マシンガントークみたいなものはなく静かな時間が中心です。
流れる時間に身を任せるような。
何に気を使う訳でもなく、まぁとりあえず一緒に、ただ酒を飲むだけ。
これを本当の豊かな時間というのでないのかなと思ったりしたのでした。
会社の飲み会、大人数の飲み会は意味がない、サシの方が意味がある。などなど何かを得ようと、何か自分にプラスになるようなものを探して行動している事に重きを置いていた僕なのですが、何かそんな考え方もバカバカしいなと、思ってしまったりしました。
ただそこにいる。
そこで時間を共にする。
この時間が永遠に続くかのような顔をして皆で佇む。
血眼になって成長!成長!とならなくても、別にいいのだと思ったりしました。そもそも成長って何だし。とかも思いました。もう身長は限界まで伸び切ったはずです。
老後のことも、10年後のことも、1年後のことも、明日のことも、10秒先のことも、今の事すらも考えない。
ただそこにいる友達と、真顔で酒を飲む。
そんな豊かな過ごし方がある事を知りました。
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