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気をつけたい事

色々な国に所属する人々に会ってきた。

その中で、もうこれは肝に銘じなければいけない事なのだけれど、この国の人はこうだよ。と言いたくなる気持ち、大きなモノとして楽に囲ってそれらを判断したくなる気持ち。それらの気持ちをなるべく抑えていきたいと思う。大阪人でも物静かな友達がいるし、タイ人だけれど全然、微笑まない人にも会った。人はやっぱり、住んでいる国とか、街とか、地域とかで簡単に判断できるほど簡単じゃない。それぞれに無限の過去があるし、無限のバックグラウンドがある。

出会った日本人の方に、こういう事を言う人がいたけれど僕は全くそうは思わなかった。それも結構多めだった。タイ人の女性は〜、ベトナム人は〜、全く持って的外れだったので、そんな事を信じるよりは自分の勘とか、今までを信じた方が億倍もマシだと知った。とか言いつつ、僕もどこかでそんな事をぬかしていないか心配になるし、今までの日記なんかでもそんな事を言っていないか不安になる。一度や二度、言っていそうだ。だが、良い。意識を向けるは未来。いや今。

そう、そんな事を言ってしまう人にももしかしたら何か暗い過去があるのかもしれない。

タイのサクラットちゃんという女の子はタイの田舎出身だ。

ある日本人の方に「私の実家に一緒に行こう。」とその子に言われたら気をつけた方が良いよ。と言わた。

また、「タイの田舎出身の女の子で、ロクな奴なんていないよ。」
なんて事も言っていた。

言っている意味が、僕は全く分からなかったので、今も意味不明だが、
この日本人の方は過去、タイの田舎出身の子に何かひどい仕打ちをされたのではないかと思った。詳しく何も聞けなかったが。

その過去は知らないけれど、まぁそんな事言わなくちゃやっていけない日もありますよね。なんて1人思い、胸に沈殿させる。

僕もひどい事をされたら、こんな事を言ってしまうかもしれない。
ひどい事をされていなくても、何かに流され、よく分からない事を言ってしまう日が来てしまうかもしれない。

気をつけ続けるしか、今は手段がないのだと思われる。
歩き続けようと思った。



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