週記(ラジオ体操第一、フローズンヨーグルト)
ご無沙汰しています。
暑さと涼しさを繰り返している今日この頃、わたしは絶不調の真っ只中にいる。
体力をつけようとして4日連続でラジオ体操第一をやってみたが、5日目になるはずだった昨日は腹痛がひどすぎてそれどころじゃなかった。まあ1日抜けたくらい大したことはないのでゆるゆる続けてみようと思う。上腕二頭筋に軽く筋肉痛っぽい痛みを感じるので多分効いているはず。
なんで急に体力をつける気になったかといえば、気温が下がったことだけでなく、脊髄梗塞を患ったひろみちお兄さんの驚異的な回復を知ったからである。(わたしはひろみちお兄さんに“育てられた”世代である)
わたしも神経系の病気を患った影響で体の一部が今でもうまく動かない。とにかく疼痛が酷く精神的に追い詰められてしまったのも一緒(今はメンタルケアもあわせて治療を受けており、わりとうまくいっている)
病名は違えど、上記の記事のなかでひろみちお兄さんが語っている内容にはつい共感してしまうし、きっとわたしのように「わかる、ほんとうに辛いよね…」と思ってる患者さんは全国にたくさんいるはずだ。
(だからひろみちお兄さん、“昔通り”に出来ないのが精神的に来ちゃうときもあるだろうけど、病状を明らかにするのを恐れずメディアに出てくれてありがとう😢)
なぜラジオ体操第一をやり始めたのかに話を戻すと、もともと筋力などフィジカルに恵まれていたのだろうが、腐らずにリハビリやトレーニングをすれば今より回復していろんなことに取り組めるんじゃないかと思ったからである。
それから、薬の副作用のせいでものすごく浮腫んだり眠りすぎて新陳代謝が悪くなってしまうのはもう仕方ないけど、ちょっとでも運動すればむくみも抑えやすいはず。
がんばるぞー!
数日前、職場で食べようと思ってヨーグルトを買ったもののスプーンをもらい忘れたのでこの日は食べるのをやめ、冷蔵庫の奥の方に入れた。
そして今日スプーンを持ってきて食べようとしたら!
ちょっと水分が凍っていて、ごくわずかにフローズンヨーグルト化していたのである。もちろんふつうに食べても美味しいけど、これも悪くなかった。「棚からぼたもち」ならぬ「棚からフローズンヨーグルト」ではないかと思うと気分がよく、ちょっと疲れ気味だったが少し回復した。今日の昼休みの出来事。
そういえばさっき、神経麻痺と回復について書いてて思い出した映画があったのでご紹介。
『ブレイキング・バッド』シリーズにも出てるアーロン・ポールが主演している『もう、歩けない男』という米映画で、綺麗事ばかりでない障害者の生活や性、苦悩を描いた隠れた名作なのである。
配慮しながら特別扱いせず、「心の不自由は悲劇だ」と言うヘルパーを演じるレナ・オリンが素晴らしいのよね……。
観てからずっと心に残ってて都度思い出すほどの余韻があるので、興味ある方はぜひ観てみてほしい。
「思い描いた未来ではなかったけど、今の自分だって悪くない」と思える未来に、わたしも早くたどり着けたらいいな。
それでは今日はこのへんで。ごきげんよう!