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#74 身近なタイパに気付いたら、日本の医療の闇を感じた話(2024/4/3)

先日、身近なタイパに気付いた話をアップしました。

タイパ=タイムパフォーマンスのことで、短い時間で高い効果を上げることを言います。

デジタルネイティヴのZ世代(1990年代中頃から2010年前後に生まれた世代。ウィキベディアより)発祥の言葉で、最近ではビジネスシーンでも生産性向上の観点から使われることもあるそうです。

私が今回気付いたのは、医薬品におけるタイパです。


医薬品どうしてますか?

私には慢性的にアレルギー症状があり、学生の頃から抗アレルギー薬が欠かせない生活を送っています。

毎日飲む薬。
病院へ行って診察を受け、薬局で処方してもらっていました。

病院によっては2ヶ月分出してくれたり1ヶ月分だったり。
毎日飲むので長く出してくれる方がこちらはありがたいのですが、医療費を稼ぐためなのか1ヶ月しか出してもらえないと、その分診察代や診察時間がかさむので悩んでいました。

ここ10年位は強めの薬(といっても妊娠中もOKで欠かさず飲んでいました)を飲んでいたのですが、最近は症状が落ち着いてきて、だいぶ弱い薬で症状が抑えられるようになってきました。

ドラッグストアの活用

そうなると、ドラッグストアに売っている抗アレルギー薬でも効果を感じられるように。

ドラッグストアで手に入るのであれば、毎月かかっていた診察時間や、処方箋を持って薬局へ行き、薬が処方されるまでの待ち時間をなくすことができます。

コレってタイパ?!ですよね?合ってる?

ここからは日本の医療の闇と思っていること

ですが、問題は薬代です。

ドラッグストアで購入する薬代 > 病院の診察代+処方薬代(自己負担分)

ドラッグストアで購入する方が手間も時間も少ないのですが、持ち出し額が大きいのです。

近年、日本の医療費の増大は問題視されており、セルフメディケーションと称してドラッグストアでのスイッチOTC医薬品購入を促すようになってきていますよね。

ですが、結局払う金額が多いのでためらってしまう自分がいます。毎日飲む薬なのでなおさらです。

こういったことから病院で薬を処方してもらう方も多いのではないでしょうか?

この問題を解決するために、セルフメディケーション税制控除も設けられています。



どれくらい控除が受けられるのか計算してみて、今後はタイパの視点からドラッグストアでの医薬品購入を検討していきたいと思いました。

さいごに

税制控除は設けられていますが、単純にドラッグストアの医薬品の薬代を下げてくれれば、ドラッグストアで薬を購入する人はもっと増えそうですよね。

今日はタイパについて考えていたら、日本の医療費の闇にまで考えが及んだ話でした。

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