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つぶやき日記2️⃣3️⃣5️⃣

父の葬儀以後身内とは疎遠になり
故郷には2度と帰る事はない。
そう思ってる。
そこには変わりない。

母は父とわたしが高校生の頃離婚して
実家の近くに住んでいて
介護の必要な叔父(母の弟)を見ている。
いわゆる老老介護。
そんな母が疲れたと電話してきた。
帰りたくはなかったけど
叔母(母の妹)に叔父を見てもらって
2泊3日だけどわたしのとこで
ゆっくりしてもらうことに。

1日目はひたすらのんびりしてもらって
たわいない会話して。
2日目は日帰り温泉に連れて行ってきた。

母もそう若くない。
痴呆もありパーキンソン病で歩けない叔父をみるにはもう限界。
わたしは施設に預けるよう母と話して
叔母さんに相談するよう促した。

笑顔で帰って行って
それはそれで良かったけど、
やはりもう故郷には帰りたくはない
という思いが。
かなり悔しかったからな。

元々故郷にはあまりいい事なかったから
尚更かな。

許すということ。
手放すということ。

わたしの中の悲しみ。

母を送って帰る道すがら
車を止めて父の墓前の方をむいて
手を合わせた。

"ごめんね、お父さん"。

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