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人生の中で一人だけ

これは、夫のことではありません。
人生に一人だけとは、
私のことを見抜いた先生が、
私の人生の中で一人だけ居てくれたという
お話しです。

小学生の低学年(2年生)くらいの時だったと思います。
当時の担任の女の先生が、母に言いました。
●●ちゃん(私の本当の名前です)と一緒にテレビを観てあげてくださいと。
母から大きくなってから、聞かされました。
あの時、先生から言われたのよねと。
なぜ先生は母にそんなことを言ったのでしょうか?
それは、私が感受性が強く、観ているテレビに影響を受けやすいことを見抜いていたからでした。
凄いと思いました。
見抜かれていたんだと思いました。
影響されやすい私のことを見抜いた先生が母に伝えたことでした。
たしかに、影響されやすいです、今でも。
気持ちが入り込みすぎてしまい、すぐに泣いてしまいます。
それから、ただ泣くだけじゃありません。
号泣します。
だから、映画館には行けません。
演じている人の気持ちが分かるから、泣けてしまうんです。
切なくなってしまう。
悲しくなってしまう。
しばらく入り込んでしまって、抜けられなくなってしまうこともあります。
これが、私です。
いつからこんな風だったのか分かりません。
その人の気持ちが分かるから、泣いてしまうんです。
そんな私のことを見抜いた先生はあとにも先にも、先生お一人でした。
そして先生は、私が尊敬をし、大好きだった先生でした。

先生お元気ですか?
私は感受性が高じて、文章を書くようになりました。

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