見出し画像

15農業六次産業化(小規模で開始)

上記画像は、六次産業化プランナーの講習資料である。
六次産業プランナーとして登録前に、国が進める農林水産業六次産業化に付いて、国と各機構とその役割、資金の流れや補助助成等の仕組みを教授する数日間の講習が有った。残念ながら、私は全く理解するどころか「どうでもよい事かも?」で、着席をしているだけで苦痛な無駄時間であったように思いだす。その講義の内容は、事業主体が六次産業化に対して力量不足が基本になっていて、力量満足にもかかわらず、そこに必要でなさそうな事業の進め方のアドバイスや機構が顔を出して、進展をややこしくする内容で、
結局は、イッチョカミ(方言かも?)が、事業主体の取り組む為の資金が
課題となる話に終始するもので、簡単に金融機関からの借り入れという話が出てくる話で、私のその時の思いは、「金を借りてまでも最初からしなくてよい。」と、思い始めたら、その講習がばかばかしくて仕方がなくなった。なにより、意欲ある小規模農家が始めようとする加工事業に対しては、全く枠外で、展開しようとする事業は規模がデカイものばかり。既に六次産業化認定されている事業に付いて公表されていたが、認定されているのは農事組合や法人格を有するものばかりであったし投資額も事業規模も大きかった。
当然、そのうちの派手すぎる数社は倒産して今は無い(笑)。

佃煮屋さんが作っていた。このような発想が漁業民の中で発想されて、販売できれば、
小さいながらも簡単に六次産業となる。この、【犬用のおやつ】を食べてみたが、
犬に与えるのはもったいない。すごく、美味しいのである。

《小さく始めましょう!》
【意欲ある農林漁業者】という言葉を国や行政はよく使うが、1個人の農林漁業者が意欲が有っても小さい事業では、見つけてもらえないようである。
また、公金の補助を受けようとする時には農業者なら認定農業者認定を受けるか、目的を同じくする数名の集団組織の結成を必須とする。
しかし、誰の支援も受けずに1個人の農業者でも、その地域の昔からの農家の生活の中から、農家が作った昔ながらの加工品を見つけて愛でて商品化するだけで、簡単に商品はできるのです。新たに作ろうとする必要はない。その商品の品質と価格と販売の方法が消費者に購買意欲に刺激を与えて買っていただく事が重要なのです。そして、小さくスタートした他業種の例として、有名ラーメン店チェーンの最初期は、夜間営業のラーメン屋台であったし、最近、何かとピストル系で騒がしい中華屋チェーン店は、京都で映画館横の狭いテナントからスタートしている。ここで、私が言いたいのは、資金が無いなら借りずに使える手持ちのお金で起業するという事。必ず失敗するを覚悟してするのが起業です。失敗を恐れる訳では無いですが、最初からリスクを背負い、担保提供した卑怯な金貸しの顔色をうかがいながら仕事をする必要はない。毎月の返済日が近づき来る度に、ヒヤヒヤと安堵を繰り返す。そんな日々をストレス背負った状態で起業しても、伸び伸びと仕事はできません。自己資金で起業すれば潰れて当然、上手くいけば儲けもの。簡単にヒラキナオル気持ちが湧き、足取り軽やかになるはずです。上手くいけば儲けもの←儲けは使わずに次に繋げるステップです。これを繰り返して、10年もすれば、相当なパワーを持つ企業になっている。金融機関は向こうから近付いてきますので、「来るのが10年遅い!」って、札束でビンタして追い返してやりましょう!

自炊した豚汁に加えて絶品であった。
若狭地方特産の獅子柚子を米こうじと味噌に混ぜ込み唐辛子を加えた特産品。
その地方での【普段の普通】を瓶に詰めたら名産品となる。気付けば儲かる!の好例だ。
農業者は空を見る時間の少しを割いて、この事を意識をすべし。

流行りなのでしょうか、クラウドファンディングというしゃれた言葉が有るようだが、私には、本質は、あつかましい物乞いにしか映らない。
関心あり同情同感だから金を出す。道端に坐る者への施し感情と変わらない。まだ、あつかましくないだけに、出す金に気持という値打ちを乗せられる。

さて本日は、ここまでにして、次回は記述内容を変えます。
六次産業化の話はとりあえずはこの回まで。
また後日に詳細に記述する事にしましょう。

起業の仕方に付いて、私の考えが伝わりましたでしょうか?
派手にする必要はない。見栄え等どうでもよいです。
倒れたら立ち上る時には、何かを掴んでる事が大切です。
大阪で商売の修業時代に、上司から言われた事が有ります。
「気付く事が、商売では最優先だ!」
気付く力の鍛え方=常に「どうする?」と、考えている事。
【最良の他は無】という究極の思考基準。昔のベンツ車の設計思想。
例=ガソリンスタンドの車両誘導の仕方とか、駅員さんの対応とか、スーパーマーケットでの缶詰の配置とか、変化させて最良法を常に考えている。

では。又、次回、よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?