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ベンチャー起業が切り拓いてきた歴史

オヤジブログ怪気炎 vol.132

50年周期で振り返ってみよう。
50年前の1974年、ボクがまだ高校三年生の頃。現在世界を席巻するGoogle、Apple、Amazon、Microsoft、楽天、ソフトバンクのことをボクは知らなかった。知らないのも無理はない。まだ会社そのものができていなかったからであります。
さらに50年遡り、100年前の1924年、SONY、HONDAという戦後生まれの会社はまだない。何とあの世界のトヨタでさえもまだ自動車をつくり始めていない。車を作り始めていたのは、日産自動車の前身ダット自動車なのですね。松下幸之助さんのPanasonicは、少しずつ電球が売れはじめた頃。
もっと昔の1874年、岩崎弥太郎が海運業を始めたのが1870年。渋沢栄一が大蔵省を辞めて、第一国立銀行を設立したのが1873年。
もちろん成功例だけ追うのは、偏っていると百も承知ですが、まだ陰も形もない個人または少人数による志が、やがて人々の生活に大きな影響を及ぼすようになる様子は、資本主義なればこそでしょう。
未来を思い描くとか夢をもつというのは、すでに現在ある組織や活動の延長線上に自分の身を置くことだけではなくて、誰もが今は思いついていないようなことを始める志が含まれていていいと思います。

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