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クリスマス今昔

クリスマスは良い子にしているとプレゼントがもらえる、と信じている長女。
クリスマス3日前から毎日、両親の前で欲しいものを連呼する、薄々サンタの仕組みに気づき始めている気がする5歳児。
3日前だと少し遅いのだがそれも含めて期待値コントロールしようとするハハサンタとチチサンタ。

当日、起きたら枕元にプレゼントなく、涙目で母を起こす長女。

そうだ、4歳以降の記憶はバッチリ残っているのだった。そして去年は枕元に置いてあったな。
ここで母とっさの一言。

(母)
「今年はベビちゃん(妹)がいるから、サンタさん危ないと思って、別のところにプレゼント置いてくれたんじゃない?探してきなよ」

たったったーとリビングに向かう足音。
どっどっどーとすごい勢いで戻ってくる足音。

(長女)
「あった!!」

無事プレゼント発見。
妹向けの音がなるプレゼントから開けようとするところにお姉さんらしさが溢れている。
その成長だけでも母は嬉しい。

サンタさんへの手紙は回収され、代わりにメッセージカードが置いてあることにも気づき少し嬉しそう。

その昔。
母自身が年長の頃、クリスマスのメッセージカードの筆跡と使っているペンの種類からサンタさん≒〇〇と気づいてしまったものの、それが薄々分かっていても準備してくれたり、しかけにワクワクしていたことを思い出した。

当時の母(現祖母)も「おうちのペン使ったと思うの?サンタさんは忙しいから、そのおうちのものでメッセージ書いて、次のおうちに行くんじゃないかしら」とごまかしていたけれど、今思えばそこまで嘘ではない。

ちなみに、欲しいものが今までの娘の好みの延長では思いつかない、傾向が全く違うもので、イメージつかずに何度も探りを入れていたため、「これはさすがにバレる…」と思っていたことも。

その甲斐あって、「サンタさんに私が思った通りの希望を伝えてくれた(主に)父ありがとう」と満足度高めの評価を獲得。
ただ、その評価に対し母は、世の中そんなに楽じゃないし、おもってたんとちがう、という体験もしたほうが良い気がしており少し複雑な心境。

ぐだぐだ言いつつ、要は2022年、一人っ子モードから変身して「お姉ちゃん」を頑張っている長女にはつい甘くなる両親の姿がここにあるということ。


最後に。
年末の子供服の入替えやら掃除で苦戦している中何だかまとまらないnoteになってしまいましたが、これも母の頭の中の一部をさらけだしたというところでオチもないですが。
皆さま、良いお年をお迎え下さい。

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