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自転車同士の事故で幸い軽症だったもののいろいろ大変だった話 11

【事故後182日目】
保険会社のSさんの方からは連絡が来る様子が無いので、こちらから電話をしら、すぐに電話を切ってかけ直す対応をしてくれた。
まず、16500円の謎について聞くと、保険会社から病院へ事故についてのやり取りにかかる費用と説明された。
「それが治療費に含まれてるんですか?治療費とは思えないんですけど?」
と、率直な意見を言ったら、Sさんは、「それはまあそういうものなんです」というような、あいまいに受け流すような返事だった。
保険会社かSさん独自の手法かわからないけど、その金額を損害賠償額に含めることに文句を言われるのを避けるために、あえてぼかすために治療費に含めていたんだろうと思う。
16500円が何かの手違いで含まれていて、無しになるのであれば、慰謝料が実質1万円程度になるので、もうそれで手を打とうかと思っていたが、16500円は消えなかった…
16500円にもこちらの3割負担があるので、計算すると4950円...なんで5000円近くもそんな費用まで被害者が負担しなくてはならないのか?不条理に思う。
あまりにも実質的慰謝料が少ないので、こちらには一切過失が無いと思っているから、慰謝料を増やせないか(Aさんの過失割合を増やせないか?ということも含めて)尋ねた。
総治療日数についても11日となっているが、病院からもらった診断書は全治14日になっているし、11日目で病院に行ったのは、警察から被害届を出すのに、診断書が必要と何度もせかされたために行ったので、ケガは全く治っていなかったし、打撲は病院に行って治るものではなく、安静にして時間経過で良くなっていくものなので、実際松葉杖無しで歩けるようになるには20日以上かかったということを話した。
過失責任割合については、Aさんの意向もあるので調整が困難と言われた。
総治療日数についても、日数が少し増えたとしても、慰謝料は少し上がる程度と言われた。
任意保険基準と言っている慰謝料が安すぎると思ったことや、ネットで広く調べたところ、基準は自賠責基準と任意保険基準と弁護士基準があって、任意保険基準はブラックボックスではあるがはっきり基準が明示されている自賠責基準よりも少し高いものなのではないか?ということを伝えたら、弁護士基準は難しいということを言われ、こちらも手間暇がかかるのは知っているので、そこまでは考えていませんと伝えたら、任意保険の基準については、冗長になるので出していないが、出すことはできると言っていた。
出されても、それらしく計算しているだけなので、見ても同じだと思ったので、聞き流した。
最終的に、慰謝料を少しだけ上げることはできると思うと言うことで、書類を作成し直して再度送ってもらえることになった。

12へつづく

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