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新人タクシードライバー 過去1のプレッシャー
発注した自転車のホイールが組みあがったと連絡がありましたが、店休日やら自分の都合やらで、直ぐに取りに行けずにモヤモヤしている「とーやです。」
めちゃくちゃ楽しみにしていたので、本当はすぐに手に取って、自転車に組付けたい気持ちでいっぱいです。
さて、タクシードライバーになって、10乗務以上を経験し、色々な方を乗せてきました。
僕は、大体1乗務で25組前後のお客様をお乗せするので、単純計算で250組前後のお客様をお乗せしたことになります。
基本的にタクシーを利用する方は、電車やバスよりも早く目的地に着きたい方が多いと思います。
しかし、電車やバスよりも交通状況が激しく変わるのがタクシーかなと思っています。
なので、お客様から何時までに着きたいから急いでと言われると正直辛いです、、、
急ぐ理由も人それぞ、タクシーだったら間に合うかもと思って利用していただけるのはありがたい。ただ、タクシーを使っても絶対間に合う保証はない。これは事実だと思います。なので、会社からも絶対に時間の確約はしないようにと指導を受けています。
今回の乗務では、そんな絶対時間厳守のお客様にGOアプリで呼ばれました。
GOアプリの情報では、お客様は10代の女性。
待ち合わせの時間前に到着したが、お客様はいない、、、
到着して数分経過で、お客様到着。コンビニで買い物をしていて少し遅れたらしいです、、、こちらから聞いたわけでないですが、お客様から言われました、、、
いつも通り、挨拶を済ませ、目的地、経路の確認。GOアプリですでに降車地を設定していただいていたので、設定の降車地で間違いがないかを確認。
確認が終了した直後、お客様から開口一番、急いでいるから早く出して!!
急いでいるなら、時間通りに来てよってのが本心ですが、そんな事言えるわけがないので、僕のセリフは、いつも決まって「はい、かしこまりました。」これだけです。
その後、走りだしたら、なぜ、急いでいるのかを伝えられました。
お客様は、V系バンドの推し活をしていて、チケットの整理番号が若い数字らしく時間通りに着ければ最前を確保できるそうなのです。
なので、タクシーで数千円使ったとしても、どおしても開場前に現場に着きたいとのことでした。
そもそも、寝坊してしまったことが、タクシーを使うことになった一番の理由みたいです。
寝坊のリカバリーを背負って運転しなければならない、、、
ナビの到着時間は、開場ギリギリ、、、
お客様は、今日のLIVEに命を懸けてると言い切ってくる、、、
ああ、なんて日だ
こういう時、都内の主要道路は殆どが片側2車線なので、ありがたい。なぜって明らかに遅い車をパスできるからである。
これにより、私、急いでるでしょ感が出せるのである。
お客様の気持ちに共感して、寄り添った運転。これが、万が一、指定時間に到着できなかった時のクレームを回避するらしいです。
もちろんスピード違反などで、警察に捕まるようなことがあれば、制限時間以内に目的地に着くことは絶望的になるので、あくまでも急いで走っていますよってアピールです。
そもそも信号が多いので、制限速度をオーバーして走ったところですぐに信号で捕まってしまうので、信号の変わり目に気を付けてなるべく信号に捕まらないように走ること、出だしの加速で急いでいる雰囲気を作るのが大変でした。
そんな努力のかいあって、ギリギリで指定時刻に間に合うことが出来ました。
もう会うことは無いと思うので、最前をキープ出来たかどうかはわかませんが、乗務一発目のお客様にお叱りをいただかずに目的地に送れたので良かったです。
しかし、17時開場のLIVEに寝坊で遅れるって、若い人はたくさん寝れて良いなって思います。
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