洋裁を、はじめたい。リュネビル刺繍もはじめたい。しかし編み物が私を呼んでいる。
洋裁。ミシン。裁縫。
呼び方は何でもいいのだが（明確な違いもよくわからないし）、そういうものを始めたいな、と思っている。
今、というか、今始めたいのだけれども、今始めたい、と2年くらい前から思っている。
2年前に始めなかった理由は、まずは刺繍ができるようになりたかったからで、
刺繍がある程度できるようになってからも始めなかった理由は、手元にあった棒針でコートが編みたいと思ったからだ。
そんなわけで、今絶賛編み物中（基礎本を終え、編みたい物を編む、に移行した）（現在、コートは編むより縫いたい）の私は、いつかはいつかは、と洋裁に目を輝かせている。
まず、刺繍の美しいワンピースが作りたいし、シンプルなシャツワンピースも縫いたい。
コートも自分で作れたら最高だ。
素敵なスラックスとジャケットも縫えたら最高。夢は広がる。それこそ無限に、あれもこれも、と広がる。
それに加えて、私はリュネビル刺繍もやってみたい、と思っている。
刺繍に興味が湧き出した頃から、Instagramで作家さんたちが施す刺繍にうわあうわあと感嘆していた。
ある時、謎のペンのようなものを使って刺繍をしているのを見て、これは何ぞや？と思ったのがリュネビル刺繍との出合いだったと思う、多分。
最近また素敵な作家さんを見つけて、これは！リュネビル！やりたし……！と普通（？）のヨーロッパ刺繍が一応できる、くらいの人間になった私は鼻息荒く思っている。
買って置いたままの小説たちにも手をつけたいし、江國香織の小説も増やしたい（読みたい）し、村上春樹のエッセイやら紀行本やらも欲しい（読みたい）し、と私にはやりたいことがたくさんある。
でもやはり、何が始めたい？と聞かれたら洋裁とリュネビル刺繍。
やりたい。
でもまだ編み物してたいんだな、編みたいものがたくさんあるんだよ。
となると、今始めたいことってあれじゃないか、散々書いといてだけど編み物じゃないか？
新しいニット。
新しいニットです。始めようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました！