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#7 英語勉強法⑤ リスニング

皆さんこんにちは。
今日は受験英語勉強法のリスニング対策について書いていきたいと思います。

私はリスニング能力は一朝一夕の学習では身につかないものであると考えています。英語を明確に聞き取れるようになるまで私の場合は4,5か月ほど要しました。一橋の本番では1ミスをしてしまいました(笑)

リスニングは「継続」が命ですから、毎日15分ほどでもいいのでコツコツ学習を積み重ねていきましょう。

さて、リスニングを始める前に少し気を付けておきたいことがあります。
それは「発音」をある程度抑えておくということです。
例えば but と bat の違いを明確に聞き分けることができるでしょうか。多くの日本人は英語をカタカナの音で解釈しがちですが日本人の母音はa,i,u,e,oの5種類であるのに対し英語の母音は17種類であるといわれています。

これにより似たような発音の単語を混合してしまい、リスニング中に意味を取り損なうことが往々にあります。

そこでお勧めしたいのが「英語耳」という参考書です。この参考書は発音を学び矯正していくのに役立ちます。その実際の効果はレビューなどを見れば一目瞭然かと思います。

「かっこよく英語を話せるようになりたい。」
「海外映画を字幕なしで聞き取れるようになりたい」
「リスニングの成績をあげたい!」

などなど、受験生に限らず英語学習者には勉強していただきたい参考書でもあります。ぜひ一回手に取って学習してみてください。

さて発音をある程度抑えたら、実際にある程度の長さを持った英語の音声を聞いていきましょう。
私は「英語長文ポラリス」という長文参考書の音声をリスニングの教材として利用していました。実は今回紹介するリスニング勉強法は長文読解の練習も兼ねて行っているため一石二鳥です。
長文の勉強法については以下の記事を参考にしてみてください。

学習ステップは以下の通りです。

①長文の参考書を一通り終わらせたら、音声だけを聞いて自分が聞き取れる部分と聞き取れない部分に分ける。
・聞き取れない部分の原因を分析(未知の単語、発音のリンキングなどなど)
・原因の分析結果を文章の近くにメモ

②音声と同時に音読するオーバーラッピングをしていく。
・この際に意味をとらえながら音読。

③②に慣れてきたら、シャドーイング(スクリプトを見ずに音声から少し遅れて音読していく)
・この際に意味をとらえながら音読

正直この3ステップである程度の英語は聞きとれるようになると思います。

この学習法により私自身リスニングのみならず、長文問題の成績が向上しました。おそらく数十回の音読により、「既習概念の半自動化」が行われたのだと思います。この勉強をやってみる価値は存分にあるでしょう。

英語を英語のまま聞ける耳が完成したら、次は自分の志望校の過去問を見てどのような出題形式なのかを確認して、実際に実践型のリスニング練習に入っていくとよいでしょう。
選択式なのか、ディクテーション問題なのか、いろいろと出題形式はあるはずですから、それぞれの対策を自分でしっかりと分析してリスニング問題を攻略していきましょう。しっかりと対策すれば満点が狙える、それがリスニングです。頑張ってくださいね。

今日はこれで締めます。次回は英語編の最後の英作文について記事を書いていきますので楽しみしてお待ちください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは!



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