【休職日記9】休職中やってよかったこと 逆に悪かったこと 回復はじめ期

徐々に回復してきた時期。いわゆる借金を返せて徐々に体力の貯蓄ができていたような時期(ただし貯蓄は動くとすぐなくなる)

やってよかったこと
1公園、図書館、カフェなど軽い外出 行動活性化

近所の公園や図書館、カフェに行って1時間くらいで戻ってくる程度の軽い外出をしていた。「行動活性化」を目指した。行動活性化とは、日々の生活の中で小さな楽しいことや達成感があることの頻度や種類を増やしていく方法だ。例えばカフェに行って好きなケーキを食べるとか、緑豊かな公園を散歩するとか。音楽を聴くとか。
あとは小さな達成感を感じられるような、掃除機をかける、とか、スーパーで食材を買う、とか軽めの家事もしていた。

2 FP(ファイナンシャルプランナー)検定の勉強

これは人によると思う。新しい全然知らないことをこの時期に勉強するのはきついと思う。
私はFP検定の勉強は1.2年ほど前に一時期やっていたことがあり、既に教科書は二周していて、ある程度知っている内容なので、作業のように問題集をやれてよかった。
前回書いたように、ぼーっとしていると、「自分はダメだ 将来がおしまいだ」などのネガティブな思考が勝手に流れてきてしまい、きつかった。ほどよく頭を使う作業系のものをしたかったので、これがよかった。
前回書いた2048のゲームも同じようによかったが、ゲームより、資格勉強の方が多少、将来に役立つ感があって、自己効力感を感じられてよかった。
勉強系として、仕事に関するものもあるが、これはしんどくてできなかった。仕事関係の本は開こうとすると、うっ、と胃が重くなる感じがして出来なかった。リハビリ期には自然に仕事系の本が読めたので、時期によるのだと思う。

3 行動記録表をつけ始める
「行動記録表 テンプレート」などで検索すると様々出てくる。
物によって1週間ごとや月ごとなどがある。
1時間ごと(物によっては15分ごとなども)にマスがあり、起床時間、外出時間など記載できる。その時間の気分 抑うつなど(-3〜+3、0〜10 など)も一緒に書く。
行動活性化でカフェに行った場合、カフェに行っている時間帯は気分が+2に上がった、など、その行動で気分がどう変化したかも見ることができる。
人によっては「朝の時間帯の気分が低く、午後になると上がってくる」、や、「月曜が一番低く、週の後半にかけて上がってくる」など、パターンがあることも多い。
なんとなく気分が下がっているけれど、朝はいつもこうなんだよな、と思えれば、多少気分によらずに行動できるようになる気がする。


悪かったこと
1一喜一憂すること
正直、上記1〜3を毎日のようにやれたわけではない。昨日は外出できていたけど、今日は一日布団にいた、のような、どん底期に戻ってしまうこともよくあった。回復期は一直線に右肩上がりで良くなるわけではなくて、3歩進んで2歩下がる、のようなうねうねした線を辿る。今日一日できなかった、と一喜一憂せず、少し離れたところから、行動記録表などを眺めてみると、よくなっている部分も見られる。


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