【休職日記8】休職中やってよかったこと、逆に悪かったこと 急性期(どん底のイメージ)の場合


まずは良かったことから。
その前に、自分がうつのどの段階にいるのか見極めることが大事だと思った。
よく言われる「朝散歩しましょう」というのも、うつの急性期に無理やりやろうとするとかえって体調が悪化するだろう。時期によってやって効果があることと、むしろ悪化することがあることを身を持って感じた。

うつの段階としては、体感として
1急性期(どん底のイメージ)
2回復のはじめ期(少しだけ良くなってきた時期) 
3リハビリ期(大分回復してきて図書館行ったり通勤の練習したり)
4復職(仕事の負担は軽めに 徐々に負担戻していく)

に分けてみる
今回は
1急性期(どん底のイメージ)

この期間はまず休養してエネルギーの回復に努めていた。車で言うとガス欠のような時期。休職に至るまでに体重が減ったり睡眠が取れなくなったりお腹を壊すようになったので、まずそういう借金のようなものを返済していくような感じだった。

1 昼夜のリズムを気にせず睡眠をとる
昼間に起きてないと!と思わずに、横になったり寝たりしていた。睡眠薬をもらっていたのでそれをしっかり飲んで夜も寝るようにした。
明日が仕事だと、早く寝なくては!と緊張し、より不眠になっていた気がする。休職して、「夜眠れなくても昼に寝ればいいや〜」とある意味気が抜けたのも良かった。

2 2048のゲーム
パネルゲームで、数字の2や4を同じ数同士重ねて2.4.8.16.32.64....1024.2048 と大きな数を作っていく。うつの時は自責的な思考が勝手に頭に浮かんでくるのでしんどかった。反芻思考といって、失敗した時のことや自分はだめだ、とか、将来がもうおしまいだ、などのネガティブな内容がぐるぐる頭の中で繰り返して離れなかった。そんな時に2048のゲームをしていると反芻思考から少し離れられて良かった。テトリスも良いかもしれない。
意識を飛ばしてしまいたい、とよく思った。ずっと眠れたらいいがそうもいかない。そんな時はテトリスや2048などをおすすめする。

3 一応ご飯は食べる
食べやすいものを食べるようにしていた。振り返るとお菓子や炭水化物が多くなってしまっていたが、気にしすぎず。健康的なバランスの良い食事は目指さず。食べたいものを食べていた。

逆に、あれはやらない方が良かったなと思うことを考える
1 人生の重大な決断は延期する(退職、転職や離婚など)
よく言われていることだが大事な決断はうつで自責的になったり将来に悲観的になっている時はしない方がいい。
私も気をつけているつもりだったけど、どん底期には「もうこの仕事やめよう、とかもう今の職場で働くのは難しい」と感じ、上司に職場を変えてくださいと連絡していた。
その後回復期に、一度同じ職場に戻ってみる方が、全く新しい環境に飛び込むより良いかも、と考え直した。実際元の職場に戻ってダメなパターンもあると思うが、そのことが知れただけで良いのかもしれない。

2 朝起きて無理やりお散歩
頑張ろうとしたけれど5分散歩しただけで帰ってきてしばらく横になった。もう少しエネルギーが回復してからの方が良かったと思う。


以上、ふりかえってみた。正直私の体感なので、全員にとっての正解ではないと思うが。



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