見出し画像

おばさんの心配ごと。

今年は数十年に一度の稀にみる悪運気らしい。
ヤバい年周りになるぞと年のはじめに言われた。

あまり気にはしていないのだが、
一度調べはじめると、
ま、普通に気になる。


この大凶は2024年の半ばまで続くそうで、
なるほどねぇと我が行く末を遠目から心配している。(どちらかと言うと対岸の花火のような。)

そもそもあらゆる占いとか、
そういったもののすべてが、
【大凶】、【大殺界】、【数十年に一度の魔の刻】ですとなると
人はどちらかというと冷静になるものである。

確かに今年はいろんな事があった。
詳細は省くが、
例年より厄介ごとが多かったとは思う。

とはいえ、この師走の時点で元気に働き、
ごはんも美味い美味いと毎食食べてるくらいだから、特に問題はないのかも知れない。

ひとつだけ信じた事は
「暇な時間は作らないで
仕事もプライベートもやや詰め込み過ぎが
良いです」ということ。

何もしない時間があると、ろくな事を考えない性分なので、さっそく採用した。

おかげ様でおかしな心配もせず、
12月も終盤となった。

とはいえ、元来「羊」メンタルなわたしは、
アクセルは常に浅め、いつでもブレーキは踏める位置でが今年の習慣になった。

若い時は全力でアクセルを踏み込む事が多かったが、年々運気が悪くなくても
人生のアクセルは自然と「浅め」になってきた。

長く生きていると、学習をし過ぎて
なかなかアクセルを踏み込めなくなってくる。

踏み込んだ先の地獄を数々通り越して、
疲れ果て、
さすがのわたしも「柔らかい布団」や
「孫に囲まれた年の暮れ」や
「平穏な日常」を心底望むようになってきた。

旧友には決して言えない
おばさんの真実なのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?