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自分以外で感動するな。

【注意】独断と偏見が含まれます。

むかしの自分に言いたい。「自分以外で感動するな」と。

わたしは野球が好きだ。大谷翔平選手のめざましい活躍や、昨年のWBC、阪神タイガースの38年ぶりのA.R.E.、高校球児の甲子園を目指す姿などは、いつも胸を熱くさせてくれる。野球観戦はわたしの人生を潤してくれる。野球観戦の感動が人生に影響を与えてもらったことも間違いではない。

また野球のみならず、世の中にあるエンタメはわたしたちの人生を潤してくれる。

だが、わたしは人に感動させられてばかりで、わたしは自分自身を感動させていない。他人の感動は、自分の感動ではないのだ。わたしは他人のエンタメをスマホで眺め、汗ひとつかかず、菓子をつまんで感動し興奮しているが、それは傍観者に過ぎない。

傍観者は、本物の感動を味わうことができない。

本物の感動は自分の中にしか存在しない。


本物の感動は誰しも経験したことがあるはずだ。
わたしの場合、小学校の野球大会で弱小チームだった我々が、県トップ3のチームに逆転勝ちし嬉しさのあまり泣いて喜んだことを今でも覚えている。
それまでの努力が実った経験が、本物の感動を生んだのだ。

学業も、仕事も、恋愛も、他にもたくさんあるはずだ。
思い出せば必ずある。あの感動をもう一度、手に入れたい。
わたしはそう感じた。

世間にはびこる安易な感動(エンタメ・娯楽なども含む)で気持ちよくなって満足してはいけない。

自分自身を感動させるためには、それ相応の苦労が伴う。
だからこそ、苦労して手に入れた自分自身の感動は格別な味がする。

自分自身の感動は一生の宝物になるに違いない。


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