マガジンのカバー画像

子育て

32
子どもを幸せにしたい方、子育てに不安や行き詰まりを感じている方に向けた記事です。傷だらけになった私の子育て経験から学んだ大切なことを書いています。
運営しているクリエイター

#自分

「あの人とは意思疎通がうまくいかない!」と諦める前に。

いつもの朝の風景です。 送迎をするために スタンバイをしている私に向かって、 ヘア&メイクを終えた パジャマ姿の娘はこう言います。 「もう出れるよ!」 “まだ全然出られる状態じゃないのに、 何言ってるの!” と、今日もいつも通り そう思いました。 「もう出れる」と言っておきながら 当分出発しない、というのが 娘のいつものパターンなので 家を出るタイミングが計れません。 そのせいで 朝の準備や家事も進まず、 私はイライラすることになります。 いつもイライラしていても仕

「フワフワした話なんか聞きたくない!」

突然娘から そんなことを言われました。 「最近のママは フワフワした話ばっかりしていて よくわからないし、楽しくない。 もっと現実的な話をして欲しい!」 こうも言っていました。 「占いなんて、宗教みたいなもんでしょ。 そんなことばかりしている最近のママは、 詐欺に引っかかりそうで心配!」 そう言われてしまえば、 そうですよね。 そう見ようとしたら、 そうなのかもしれません。 宗教にどっぷりはまってしまい、 大金をつぎ込んでしまう話も よく聞きますしね。 (宗教が悪いと

私の「こまった時の助け舟」は4000年の歴史を持つおじいちゃん

水星逆行の最終日なので、 それを利用して 振り返りをしておこうと思います。 先日、友人から 「なぜ占いをしようと思ったのか、 もっと聞きたい。」と言われました。 数か月前に会った時に、 私が占いを始めていることを話しました。 その時に、 「なぜ占いにたどり着いたのか」 という話はしました。 私の「自己紹介」の記事に 書いてあるような内容は伝えたのですが、 おそらく、 占星術によってもう救われたのに、 なぜ勉強を続けていて 人にも提供しようと思っているのか、 という

母のようになりたくない

先日、入浴中に 「あれっ?」 と、急に気付いたことがあります。 それは、 「私は母の事が大好きだけど、 母のようになりたいとは思っていない」 ということです。 それがどうしたと思われるかもしれませんが、 私の中では かなりインパクトの大きい気付きでした。 この話をするのに、 ポイントが二つあります。 ①「母のようになる」という言葉の意味 ②母親のことを好きだというマジック まず、①からお話します。 「どういう生き方をしたい?」 昔からこのことについて 友達と話した

理想を手にするために

ここ最近、毎日イライラしていた 娘の話をします。 娘は大学生になり、 勉強を頑張ると決めました。 資格も取りたいと思っています。 アルバイトをして自分でお金を稼ぎたいし、 新しい友達をたくさん作って「遊びたい」 とも思っています。 この中で、今の娘に足りていないのは、 「新しい友達をたくさん作って遊びたい」でした。 それを叶えるために、 サークルに入る必要がありました。 なぜなら 「サークルに入れば、 自分のイメージしたような楽しい場があり、 友達と楽しい時間を過ごす

怒りには正体がある

私が娘のお世話をやめてから、約1ヵ月経ちます。 今、娘はとにかく怒っていて、 私や旦那に当たってきます。 「学校が遠すぎ!」 「ジャージが見つからない!」 「あくびがうるさい!」 「昨日の授業がわからなかった!」 何か文句が言いたくて仕方がないようです。 この時、 文句を言っている「そのこと」に 本当の怒りの原因はありません。 娘の場合、 学校が遠すぎることや、 ジャージが見つからないことに 本気で怒っているわけではないのです。 本当の原因は違うところにあります。

牡牛座新月の参考に~「心地いい」ってこういう感じ~

私が「娘のお世話をやめた」のをきっかけに、 娘の生活はずいぶん変化しています。 朝は自分で起きるようになったし、 時々お弁当を作って持っていくようになりました。 「お弁当を自分で作る」ということは やったほうがいいし、 やればできるとも思っていたそうです。 高校生の頃は時間がなかったし、 私がやっていたのでその必要がありませんでした。 大学生になってからは、 私は「お弁当を作らない」と宣言しているので、 お昼代を節約するために 娘は自分で作って持っていくようになりまし

日常を「さりげない心地よさ」で満たすには

利用したい企画があったので応募してみました。 「あの人に!バニラヨーグルトを届けよう 『バニラヨーグルトさしいれ隊』大募集!」というものです。 当選内容は バニラヨーグルト(3個パック) 1個× 2セット 飲むバニラヨーグルト 2本× 2セット 1セットは差し入れる用に、残りの1セットは当選者用だそうです。 これを私は 「隣に住むご夫婦&おばあちゃん」に差し入れしようと すぐに思いつきました。 理由は、こうです。 お隣のご夫婦の娘ちゃんは1歳になりますが、 切迫早産

悩みや不安はほとんどニセモノです。

子どもが大学生になったら、 途端によく聞くようになったワードがあります。 「門限」です。 事あるごとに 「門限決めた?」 「門限何時にしてる?」 と聞かれます。 ついには、旦那にも 「門限を決めないとな」 と言われました。 そこまで言われると「門限」について 気になってきました。 「何時にしたらいいのか」と考えてみたのですが、 答えが出ません。 思考がグルグルします。 疲れたので、 「なぜ答えが出ないのか」を考えてみました。 簡単でした。 私が「門限」ついて、悩

京大に受かる子と受からない子の違い

受験を支える親として、 受験をする娘と同様に 「これ以上は無理だ」というところまで 全力で戦い切りました。 それをしたことで、 たくさんの気付きがありました。 受験を乗り切るテクニックや情報は、 世の中にたくさんあふれています。 私もそういうものを 片っ端から読み漁り、試してきました。 その結果、今回は、あふれかえっている 「うまくいく方法」や「テクニック」ではなく、 実際の受験生を間近で見てきて、 「分かったこと」 「そうだったのか!」 をまとめました。 特に私み

¥300

ダラダラするのをやめたいあなたへ

今のあなたは 「マダイイ星人☆」に支配されています。 この「マダイイ星人☆」は 誰の心にも住んでいますが、 「支配している人」と「支配されている人」がいます。 うちの娘は、今、 「マダイイ星人☆」に支配されているようです。 「まだいい」と言って 朝はギリギリまで寝る。 「まだいい」と言って ご飯も食べずに 出かける直前までヘアメイクに時間をかける。 「まだいい」と言って 課題を先送りにする。 「まだいい」と言って 夜遅くまでスマホを見ながらお菓子を食べる。 乗っ

それをしていては、子どもは「あなた以上」になれません

またまた続きです。 友人とはママ友なので、 子どもの話が尽きません。 私も友人も、 子どもの選択に「いちいち口を出してしまう」のです。 そして、 「言うことを聞かない」とグチグチ言っています。 つい口を出してしまうのですが、 「なんでだろうね~?」と考えました。 「口を出す」ということは 子どもの選択を 「頼りない」と思っていることになります。 口を出す=子どもの選択を認めない つまり、 「信用できない」 と言っているようなものです。 それに気付いたとき、 二

親はなぜ、子どもの心配をするのか

友人との話の続きから こんなことを考えました。 私たち親が子どもの心配をするのには、 いくつか理由があります。 ・子どもに痛い思いをして欲しくない ・子どもに悲しい思いをさせたくない ・ちゃんとした子に育ってほしい ・うまくいく人生を送って欲しい そう考えるが故に、 手を出し 口を出し 先回りをしてしまいます。 子どもが可愛いから ですよね。 でも、 友人との会話の中で、 「本質は別にある」ことに気付きました。 「子どもが悲しい思いをするのを、親が見たくない」

いつも目標にたどり着けない人へ。「これ」できていますか?

前回の続きのような内容になります。 私がなぜ 「娘のお世話をやめる」ことにしたのか、 それには「きっかけ」があります。 それは、 娘が高校に入学した日に聞いた、 副担任からのお話です。 「朝は自分で起きるようにさせてください」 進学校なのに、 小学校の入学時に言われるようなことで、 正直拍子抜けしました。 副担任の先生が言うには、 「これを出来る生徒は意外と少ない」 らしく、 「自分で起きられる子と 起きられない子の3年後は大きく違ってくる」 ということでした。