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君はどう生きる。

私は今から数十年前、19xx年に産声を上げ生まれた。
先天性の難病(ヒルシュスプリング病)と一緒にだ!

この先天性の病気は当時、生存率は0%と近いとされていたが、
優秀な医師に出会い、この数十年も生かしてもらっている。


そして去年(2023年)の夏。今度は直腸がんが見つかった。
当初は『痔』の発症だと思い、重くは考えておらず、
会社近くのクリニックを訪ねた。

検査が進むにつれ、少しづつ事の重大さが湧き上がる。
そして診断結果は……直腸癌と診断された。

この時の心境は今でも忘れていないが、
『やっちまった!』という思いと、
両親・家族に『申し訳ない』という気持ちが交互に押し寄せ、
ただただ呆然とするしか無かったし、
しばらくは現実として受け止められなかった。

そもそも生まれてすぐの病気については、生まれながらの病気なので仕方の無い事と認識しているが、今回の病気については『完全に自分の責任』と、捉えている。

それからというもの、いろいろと考えてしまう。
親・兄弟への謝罪はもちろん、お前(自分)は何はしたいのか?
病気になった事で短命になった。
これからをどう生きていくか?
人間は死に直面して時、どんな思いになるのか?など……。

この入院期間を使って考えようと思っていたが、何の答えも出ないし、
書籍からヒントを探そうとしたが、読んでも頭に入ってこない!
この入院期間という貴重な時間・有限な時間を有効に使えないでいる。
焦っている。


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