NHKスペシャル「学校のみらい」について

昨日(1月27日土)に放送があった、「学校のみらい」という特番が非常に「攻めた」内容で良かったと思う。

 イジワルな言い方だけど、安倍政権下ではあれほど萎縮していたNHKが本来の役割を思い出したというか、本来の実力を発揮したように思います。

日本には30万人にも及ぶ不登校の子どもたちがいる事、日本の教育予算がOECDで下から2番目に割合が低いこと、世界には学校という枠が合わない子のために先進的な取り組みをしている国があること、日本にも民間で取り組みをされている人もいるけど、支援がなく財政的に大変である事、などが紹介されていました。

とても要領の良い構成だったと思います。 あと、公教育の現場で一斉授業ではない取り組みが紹介されていました。  

日本の教育の有り様を変えていくきっかけになれば良いと、思いました。

日本の教育の悪いところは、ズバリ「教える量の多さ」だと思います。 あまりにも多くの事を詰め込もうとしすぎている。 「主体性を育む」という理想をかかげながら、一方で「詰め込み」教育をやめることが出来ず、子どもたち、それに、先生方も、非常に閉塞感を感じておられるのではないか?と、思います。

昨日の番組でも「教育は器に水を満たすことではない、火を灯すことなのだ」という言葉が紹介されていました。 そういう教育がもっともっと広がればいいのにと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?