朝ドラで知識も視野も広がる:ジョーに降った困難とるいとの未来
ジョーのるいへの態度にハラハラしつつも、来週の予告を見てちょっと安心した週末。ジョーとるいは一緒になるはず!
ジョーがトランペットを吹けなくなったのは「局所性ジストニア」「職業性ジストニア」ではないかという話がTwitterに上がってて、ちょっと調べてみました。楽器演奏やスポーツなど、繰り返し同じ動作をする職業の方がなりやすいようです。
この症状のことは知りませんでした。
今ではこうやって症例も増え研究も進んでいるようですが、きっとあの当時は診断もつかず、笹川社長のように「プレッシャーに負けたんじゃないのか」「甘えてる」と思われてジョーのように苦しんだ方も多かったのではないでしょうか。(昭和には無かった病気が今ではたくさん認識されていますものね。いいのか悪いのかわかりませんが)
そして更に調べてみると、カムカムの音楽を担当されている金子隆博さんって、あの米米CLUBのフラッシュ金子さんなんですね! 米米CLUBは大学時代(もう30年以上前です 笑)、学園祭でライブを観てから大ファンに。
その金子さん自身が実は「職業性ジストニア」になっていたというお話が記事になっています。全然知りませんでした。
1月2日の記事なので、まだジョーの症状はおろか、トランペットのコンテストもまだ放映されてなかったので、金子さんの体験がドラマに反映されているのかどうかはわかりませんが、楽器を吹く方のエピソードが盛り込まれているのではないかということは想像できます。
プレーヤーとして楽器を演奏できなくなった苦悩を経て、現在は作曲など音楽の作り手として活躍されている金子さん。彼のように別の形で音楽に関わり続けるのか。いったん音楽から離れるのか。ジョーはどうなってしまうのでしょうか。
時代劇の映画音楽を作る、とか、そんな未来もあったらいいな、と期待しつつ、まずはるいに放った言葉を取り消して! るいに本当の気持ちを伝えてあげて! とジョーに言いたいっ!
早く誤解を解かないとトミーとベリーが
ジョーをぶっ飛ばしに来るよ!
先週と今週はダブルデートのときのトミーのグッジョブ、海でのるいとジョー、竹村夫妻の愛情、コンテストでのジャズセッションと時代劇の描写の見事な演出、など心ふるえる名シーンばかりで感動しきりだったところに、ジョーの不調で、東京に行ったジョーとるいとのすれ違い、木綿のハンカチーフ的な展開に心が落ち着かない…
「木綿のハンカチーフ」は私が小学生の頃流行っていた昭和の名曲。子供だったから、ぼんやりとしか歌詞の意味はわからなかったけど、もう人生半世紀生きてますので、わかります! でも歌詞もメロディもガッツリ昭和だ…。歌詞の中には、こんなフレーズが。
あああ!まんまジョーとるいじゃないか!
予告を見ると、るいとジョーが一緒になれるはず、という期待はできるのですが、その前にまた波乱がありそうですね。
それでも観続けたい朝ドラ。
心が思いっきり動かされ、知らなかった知識も増え、視点も心も広げてくれる。やっぱり朝ドラは最高だ。
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